お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

2021年ベストボードゲーム10

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2021年ベストボードゲーム候補作品」でお知らせした通り、私ひげダイスが選ぶ2021年のボードゲームベスト10を選びます。

ohigedokoro.hatenablog.jp

例年通り、2021年に初めてプレイしたか、とても久しぶりにプレイしたゲームが対象です。

上位以外は細かい順位は決めません。10-7位を1グループ、6-4位を1グループとして発表します。3位から1位には順位をつけます。

では、2021年ベストボードゲーム10の発表です。

10位から7位

ボタンアップ!/Button Up!

「ボタンアップ!」は2人用短時間アブストラクトゲームです。小気味よく遊べます。

オリックス/Olix

オリックス」は2人用アブストラクトゲームです。頭を使わせられます。ライナー・クニツィアによるデザインの1990年代ボードゲーム

ブルーラグーン/Blue Lagoon

ブルーラグーン」は比較的新作のライナー・クニツィアによるデザインの多人数向けボードゲームです。完成度の高さが光ります。

マイシティ/My City(ネタバレなし)

「マイシティ」は近年発売されたライナー・クニツィアによるデザインの、いわゆるレガシー系ボードゲームです。パズル的ゲームです。

6位から4位

コルト・エクスプレス/Colt Express

「コルト・エクスプレス」は楽しくわいわい遊べるドイツ年間ゲーム大賞受賞作です。

おじゃまっシー/Block Ness

「おじゃまっシー」は比較的新作の多人数アブストラクトゲームです。

ケルトスパイラル/Keltis Das Orakel

ケルトスパイラル」は、ドイツ年間ゲーム大賞受賞作「ケルト」の多数ある続編の内、最後のゲーム作品です。ライナー・クニツィアによるデザイン。

3位

パリ/Paris

「パリ」はヴォルフガング・クラマーとミヒャエル・キースリングの2人によるデザインの近年のボードゲームです。古くからドイツを中心に活躍するデザイナーが現代的要素も取り込んだ面白いボードゲームだと思います。

2位

ロボトリック/ROBOTrick

「ロボトリック」は、ドミッチさんによるデザインのトランプゲームを The Game Gallery がパッケージ化したカードゲームです。3人専用トリックテイキングゲームです。厳密なプレイを求められるゲーム性が魅力だと思います。

1位

グレートプレインズ/Great Plains

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「グレートプレインズ」は2021年発売の2人用アブストラクトゲームです。スタートプレイヤーが決まったら、あとは運の要素はありません。完全情報公開型のボードゲームです。まさに頭脳比べとなります。

まとめ

2021年は前年に引き続きコロナ禍で、集まってボードゲームをプレイするのが難しい日々が続きました。その期間もオンラインでボードゲームを遊ぶことはありましたが(→「Board Game Arena でオンラインボードゲームを遊ぶ」)。プレイしたゲームは少なくなりましたが、面白いゲームとの出会いはありました。

本年は、アブストラクトゲームが4作、クニツィアによるデザインのゲームが4作となりました。前年に書いた、90年代のドイツゲームが好きという好みは変わっていないのですがプレイの機会が少なめでした。

1位のゲームが2人用アブストラクトゲームなのは初めてのことだと思います。以前から好きなジャンルではありますが、グレートプレインズは1位になるだけの魅力があるゲームだと思います。