お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

カルチャーエージェント 文教堂溝の口南口店 2019年4月20日閉店へ

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カルチャーエージェント文教堂溝の口南口店が2019年4月20日に閉店するそうです。店に張り紙がありました。

カルチャーエージェント文教堂溝の口南口店(CA文教堂溝の口南口店)は、川崎市東急田園都市線溝の口駅の改札口を出て目の前にある超小型書店です。

モデルケースとして昨年6月、東急田園都市線溝の口駅に「カルチャーエージェント文教堂溝の口南口店」を開店。広さ約33平方メートルという小さいスペースに新刊や雑誌、コミック、DVDなどの売れ筋を厳選して販売している。欲しい商品が見つからなかった客には、駅周辺にある同社の大型店舗に誘導している。開店から1年が経過したが、売れ行きは好調という。

文教堂駅ナカ事業に進出、神奈川などで計5店オープン
経済 神奈川新聞  2010年06月25日 21:29

https://www.kanaloco.jp/article/entry-135387.html

上記記事によれば、2009年6月の開店です。街から本屋が減ってゆく中、10年弱の営業となりました。

我が家では「小さな文教堂」と呼び、愛着を持って利用していました。なお、「中くらいの文教堂」が駅前の商業ビル・ノクティにある「文教堂書店 溝の口駅前店」であり、「大きな文教堂」は駅からちょっと歩いた「文教堂書店 溝ノ口本店」です。これで溝の口駅(東急)・武蔵溝ノ口駅(JR)近くの新刊書店は3店から2店になりました。(古書店は3軒)

文房具店という視点で見ると、近年溝の口では伊東屋(マルイ内)とハンズBe(マルイ内)が閉店し、三田文具も閉店しました。イシハラi-box本店とノクティ店、文教堂書店溝ノ口本店には頑張っていただきたいところです。よく買い物して応援しています。

新業態の駅ナカ店舗は「カルチャーエージェント文教堂」の名で展開していく。出店費用が抑えられるメリットを生かす。同社は「何が売れているか見極め、品ぞろえをすることが重要。駅利用者の利便性を高めたい」と話している。

https://www.kanaloco.jp/article/entry-135387.html

田園都市線溝の口駅の南口改札前にカルチャーエージェントがオープン。Culture Agentとは本・雑誌・CD・DVD・文具・ゲームソフト・雑貨・新聞などから話題の商品を厳選した新しい文化の情報発信基地です。最新ランキングやモニターによる映像配信、映像化作品コーナー、数量限定特別予約コーナーなど様々な企画をお届けしています。

http://www.bunkyodo.co.jp/c/tenpo/culture_agent.htm

実際この通りの展開をしていて、乗換駅の乗換経路でこういったジャンルの売れ筋製品が手に入るのはとても便利でした。高級筆記具を含む文房具を扱う文教堂らしく、開店した頃は国産万年筆のカートリッジインクも置いていました。消耗品なので安心感がありました。今も3000円ほどの万年筆(コクーン)や野帳を並べています。

でも、スマホという電車のでちょっとした時間にコンテンツ消費をする楽しいインターネット通信機械がこれほどまでに発達・普及した今、駅で新聞や雑誌を買う必要もないし、CD・DVDも買うのではなくインターネットストリーミングサービスやダウンロード販売の時代なのかもしれません。

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