お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

フリンケピンケ/Flinke Pinke

プリンケピンケは、ライナー・クニツィアによるデザインのボードゲーム(カードゲーム)です。1994年作品。極めてシンプルな作りで、箱には5色のチップと、数字の入った5色のカード群しかありません。チップを色ごとに分けて積み、カードを各プレイヤーに配って手札とすれば準備完了です。

手番になったら、手札からカードを1枚場に出します。出したカードは他のプレイヤーのものも含めて色別にまとめて出した順番に並べます。そして、好きな色のチップを1枚取ります。一定枚数のカードが並んだらゲーム終了。チップが得点となります。点数は、各色の最後に出されたカードの数字です。シンプル!

今回4人でプレイ。

カード構成に重複カードはありません。他プレイヤーの手札を予想しながらカードを出します。根拠はプレイしたカードと取ったチップです。手札の補充はありません。点数(カードの数字)の幅があり、作戦が露骨にバレてしまっても不利です。予想や思惑が入り乱れるところに面白さがあります。

実は初プレイの2008年時にはあまり面白さがわからなかったのですが、今回改めてプレイしてみると極めて面白い。手札次第での展開にも幅があり、繰り返しプレイしたくなる魅力があります。

メビウス訳には有名な誤訳があるので注意。近年では「ボツワナ」というタイトルでリメイクされています。

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