お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

ロストシティの戦略・攻略を考える

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最近ボードゲームアリーナ(→「Board Game Arena でオンラインボードゲームを遊ぶ」)で「ロストシティ/Lost Cities」を遊ぶことが増えました。2人用カードゲームで、オンラインのマッチングで知らない人と対戦しています。

ロストシティは、ライナー・クニツィアによるデザインのカードゲームです。人気ゆえか、それを発展させた(と言われる)ボードゲームケルト」も登場しました(その英語版が「ロストシティボードゲーム」)。そして、ケルトはドイツ年間ゲーム大賞を受賞し、ケルトダイスケルトタイルケルトカードなどが登場しました。さらに近年、ロストシティの名を冠した新しいゲームが登場しています。僕はロストシティが刺激が強くて好きです。

過去、2007年頃同じくインターネットを利用したボードゲーム・カードゲームプレイ環境のBSWで同様に遊びました。また、2012年頃はiPhoneアプリでコンピューターや同アプリを利用する知らない人達と対戦していました。思い入れのあるやり込み系ゲームなのです。

僕は普段、1つのボードゲームを攻略的なことを追究してはやり込みません。しかし、このゲームはそれを実践したいゲーム性と魅力がありました。また、1ゲームが15分程度で終わるところも、ちょっとした時間に遊ぶことができるいい特徴がありました(iPhoneアプリは特に)。

そこで勝率を上げたいのは人情。むしろ、ロストシティが勝率を競いたくなる種類のゲームだからやり込むのです。現段階で良いと考える戦略・攻略を書くことにしました。なお、僕はボードゲームアリーナでロストシティを始めてからは、立て続けに勝って、230点まで即日進みましたが、その後は勝率が下がり150点前後を上がったり下がったりしています。そういう意味で、この程度まで点数を上げるにはいいかもしれませんが、ここが限度の戦法なのかもしれません。

まずは、普段考えていることをブレインストーミング的に列挙します。

  • ロストシティはハンドマネジメント(手札調整)ゲームと常に意識する。
  • 手札をプレイする(場に出す)と得点になるが、捨てると点にはならない。
    • 高得点カードを引いたがプレイできないのが一番損である。
    • カードを捨てるのは、「高得点カードを引いたがプレイできない」状況を避けるためが基本。
    • 数字の小さなカード(や「投資カード」)を大きなカードよりも優先して出すべき。
    • 最初の数手は、カードを置く予定のある列に投資カードを置くのが良さそう。
  • カード1枚あたりの得点効率は、1列を伸ばした方が満遍なく複数列が長いよりも良い。
  • 投資カードをプレイした列(色)は、大勝ちするか大負けするかとなると思うべき。
  • 1列に8枚カードを並べた際のプラス20点は極めて大きい。
    • 1列に8枚を狙うのが戦略の基本。
    • 1列に8枚を狙うために、同色カードをたくさん集める。
    • 同色カードをたくさん集めるために、時間稼ぎをするための犠牲となる列を想定する。
    • 時間稼ぎとは、毎手番に引くカードで場や手札に同色カードを揃えることである。
    • 犠牲とする列には、連番でなくても良いからそこそこの枚数を出してゆく。
    • 初手で枚数が多い色を犠牲とする。初手同色3枚あると理想。
    • 犠牲とする列は、序盤に手札に多くのカードがあった色がいい。
    • 犠牲とする列は、相手がカードを出し始めた列がいい(自身で8枚揃えにくいため)。
    • 犠牲とする列は、相手が投資カードや数字の小さなカードを出し始めた列がいい(相手が多くの枚数のカードを持っていて自身で8枚揃えにくいことが見込まれるため)
    • 犠牲とする列は2列が目安。
    • 各色カードは12枚づつ存在する。一方のプレイヤーが5枚カード(手札と場を合わせた枚数)を確保すると、8枚揃えることは不可能。
  • 3列カードを出すのは基本。4列出すのはよく考えて。5列出す場合は手札の内容と山札の残り枚数を意識して戦略的に。でも、実際5列になることはよくある。
  • カードを捨てる場合には優先度がある。
    • カードを捨てる場合に優先度が最も高いのは、自分自身も相手プレイヤーも場に出すことができないカード。
    • 投資カードは相手が出すことができるタイミングでは基本的に捨てない(同カードは高得点につながるため)。終盤は例外。でも初手で捨てる流派もある模様。中盤に捨てるよりもいいかもしれない。
  • マイナス点を恐れない。しかし、投資カードを置いた列のマイナス点には注意(投資カードを置く時点で注意する)。
    • 投資カードを置くのは最大3列が目安で、4列以上は大抵割りに合わない。ハンドマネジメント上なくなく置くことはあるけれど、大抵負け試合。
  • プレイするカードの色数(種類)を増やすのは、序盤に行うと、相手の捨て札の選択肢が増える。その着眼点からは色数を増やすのは遅ければ遅いほど良い。
  • 対戦相手が大得点を得るカードを捨てるくらいならば、マイナス点となろうともプレイした方が良い場合が多い。
  • 手札運はある。けれども大抵はそれなりの勝ち筋がある。

ご覧の通り、それぞれ矛盾することが並んでいます。これのバランスの取り方が肝要です。これらの、「こちらを立てればあちらが立たず」こそがゲームの面白さの肝の「ジレンマ」だと思います。

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  • 発売日: 2015/11/14
  • メディア: おもちゃ&ホビー

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