お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

バルバロッサ/Barbarossa

ボードゲーム名作シリーズとしてバルバロッサを紹介します。

バルバロッサは1988年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞したボードゲームです。ゲームデザイナー・クラウス・トイバーのデビュー作と聞いた事があります。クラウス・トイバーはのちに大人気作品カタンを発表します。粘土をこねる、コミュニケーションゲームとなっています。

粘土をこねて形を作り、それが何であるかを当て合いして得点を競い合います。キモなるのは点数の制度で、あまり多くのプレイヤーからそれが何であるかを当てられると良い得点とはなりません。そうでありながら、少数のプレイヤーからしか当ててもらえなくても良い得点ではないのです。程よい人数に当ててもらう必要があります。

さらに、毎手番ダイスを振って自駒を移動させます。マスによって効果があります。粘土細工の作り手に(ルールに従って)質問する事ができるドワーフのマスや、損をしてしまう竜のマスなどがあります。損はしたくないので、手元の宝石を消費してコントロールします。そこに別のゲーム性があり、粘土の形を当てるためにそこをコントロールしなければなりません。

そもそも粘土をこねるのにプリミティブな楽しさがありますし、それを整った得点制度で当て合うのがよくできたところです。世代や趣味が近い人たちで遊ぶと盛り上がります。絶妙なわかりにくさで粘土細工を作るのが面白いところです。後から考えると、絶妙なわかりにくさというよりも、わかる人数をコントロールした方が良さそうなのですが。当てる方も、突然のひらめきもあれば、論理的に絞り込む戦略もあります。ダイスを振って駒を動かすのは、単なる粘土の当てっこを整ったルールのゲームに昇華させたとみるか、洗練が足りないとみるかは難しいところです。

New Games Order による日本語版は、日本語向けの質問・解答ルール記載がありおすすめです。(基はドイツ語のゲーム)

今回、久しぶりにバルバロッサを取り出したら粘度が硬くなっていました。ゲームボードに悪影響がない(油っぽくない等)の粘土を買うならどんな種類の粘土なんでしょう。小麦粘土?

非常に面白く、おすすめできるボードゲームです。

リンク

バルバロッサ (Barbarossa) 日本語版 ボードゲーム

バルバロッサ (Barbarossa) 日本語版 ボードゲーム

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