お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

貴族の務め/Adel Verpflichtet

貴族の務めはクラウス・トイバーによるデザインのボードゲームです。1990年ドイツ年間ゲーム大賞受賞作品。クラウス・トイバーは、その後カタンを作ったことで著名なボードゲームデザイナーです。

今回5人でプレイ。

各プレイヤーは貴族となり、希少な美術品などを収集しては展覧し、ときには他の貴族の館から盗んでまでそれらを収集します。

ゲームのメカニズムの基本は「ブラフ」と「バッティング」(「ハゲタカのえじき」が有名)です。5人でワイワイ楽しめました。バッティングが重要なので、人数が多い(=5人)でのプレイが最適だと思います。

バッティングというのは運のようでいて、誰が何を出したいのかをよく考えた上で手を決めた方が有利です。何が有利かを考えるのが前提なので、思惑入り乱れる心理戦となります。

昔のゲームという印象も持ちましたが、現在でも楽しめます。イラストも愉快で皮肉が効いています。

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