お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

フォッペン/Foppen

f:id:higedice:20191008175659j:plainf:id:higedice:20191008175653j:plain

毎年エッセンへ行く人が出してくれたのを「レアゲーだよ」と聞きながら遊んだのが4年前。昨年「フリードマン・フリーゼのフォッペン!」として日本語版が量産されました。同デザイナーの「フルーツジュース」の直後に遊び、フリーゼは実験的作品が多いことから「これはいいフリーゼ」となります。

ひねりの利いた特殊なトリックテイキングゲームです。先に手札を出し切った人が勝ちという変わったルール。

「1」カードルールが特殊で、勝つにはテクニカルなプレイが要求されます。また、「1」カードはカウンティングが重要です。広く言えばハンドマネジメントです。

ところどころにトリックテイキングの王道感を感じるといいますか、正統派のテクニックを求められるところがあり満足感が高いです。

シンプルな短時間小箱カードゲームで、気軽にパーティーゲーム的に遊ぶことができると同時に、テクニカルに遊ぶこともできる。面白い良ゲームだと思います。

なお、今回は5人でプレイ。皆マイナス点に沈む中、一人プラス点(17点)で愉快でした。