お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

パルミラ/Palmyra

パルミラライナー・クニツィアによるデザインのボードゲームです。1996年作品ですが、2024年にグループSNEから日本語版が登場しました。商品の売買をする交易・商売・経済をテーマとしています。

各プレイヤーは古代ローマ帝国パルミラ(現シリア)の商人となります。安く買って高く売れば利益になり、勝利へ近づきます。しかし、多くの人が買って人気が出ると商品は値上がりし、逆の場合は値下がりします。最終的に持っている商品の価値の合計とお金の価値が高い人の勝利です。

今回4人でプレイ。

どの商品の値段が上がり、どの商品の値段が下がるのか。プレイヤー達の売買とカード次第です。自身だけで市場価格を操作するのは難しく、安く買って高く売るには、他のプレイヤーの意思をよく考えないといけないマルチゲームです。安く買って高く売るのがこんなにも難しいとは!

いかにも90年台のドイツゲーム・ユーロゲーム的です。極めて高評価。