お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

テラノバ/Terra Nova

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お気に入りのゲームがたくさんある Winning Moves 社の中箱シリーズからテラノバ。全く運の要素がないアブストラクトゲームです。4人までできるボードゲームですが、今回2人でプレイ。

 まず、順番にコマをボード上の任意のマスに配置してゲームスタートです。手番には2種類のアクションを組み合わせて3つのアクションが行えます。2種類のアクションとは、自分の人間コマひとつを直線で移動させることと、移動させた人間コマに隣接するマスに境界コマを配置することです。この2種類を組み合わせて3アクションできますが、必ず1度は自分の人間コマの移動はしなくてはなりません。移動しないと境界コマの配置ができないからです。

 ボード上には、8種類の地形が描かれています。境界コマにより分断された所に地形が3種類以下しか含まれていなかったら、そこを「エリア」と呼びます。エリア内に一番多くの人間コマを配置しているプレーヤーがそのエリアと得点を得ます。もしエリア内が1種類の地形のみでできていたら、エリア内のマスの数の3倍が得点となります。また、2種類の地形出でいていたら2倍、3種類の地形でできていたらマスの数が得点になります。エリア内で得点が得られたら、そのエリアにある人間コマはすべて取り去られます。

http://www.mobius-games.co.jp/WinnigMoves/TerraNova.htm

ルールは簡単ですが、手の選択がとても難しいゲームです。ものすごく選択肢が多い気がします。3アクションポイント制は潤沢ですが、選択肢が多くて難しい。展開のバリエーションも広い気がします。

「レーベンヘルツ」+「それは俺の魚だぜ」と言った印象。

プレイ直後のメモを見返すと「駒の数リソースと手番数のリソースがある→駒を殺す」とか「3色の土地は妨害可。ある程度で確定させる?」とか「エリアマジョリティーでエリアを変えられる」とありますが、あとから読むと、ちょっと意味不明です。プレイヤーで色々と分析したくなるゲームなのは確かです。