2012年の日本発売発表・予約開始直後の予約に成功し、11月の発売日に手に入れた Kindle paperwhite(→「Kindle Paperwhite 開封の儀」)、便利なだけでなくとても丈夫で、何度か落としたにも関わらず小さな傷で済んでいました。しかし、先日バスで床に落とした際、ついに画面右上角付近にひび割れが入ってしまいました。
まあ端っこなので読むには困らず使い続けるつもりでいました。しかし、ひび部分をタッチ操作できないことがわかりました。画面右上には各種操作の起点となるボタンがあります。これでは設定変更が決してできません。滅多に使わないとはいえ、7年近く使ってついに交換かという気持ちになってきました。(正確には買ったばかりの頃に動作不良があって1度同一機種の新品に交換してもらっています)
そう思いながら数ヶ月、Amazon Prime Day の大セールが始まりました。ここではAmazonの自社製品はとても安くなります。複数ある後継機種のうち、目をつけていたのが同名の「Kindle paperwhite」。2018年モデルで第10世代製品です。防水となり、表面も画面を含めてフラットになりました。ページめくりの実ボタンはありませんが、なかなかいい機種です。E-Ink製品では上から2番目、下から2番目の機種です。ストレージ32GByte、広告なし、WiFiのみ(4G通信なし)としました。約18000円のところ約6000円引きとなりました。安い!
届いてみると…箱が薄い!
開封。
2012年モデルよりも2018年モデルの方が少しだけ面積が小さく厚みも薄いですね。やや軽い気もします。ディスプレイは同じ大きさに見えます。
画面は目に見えて解像度が上がり、文字などが精細に見えます。表面がフラットで画面が近くに見えるのは感覚として紙に近づいた気がします。何をするにしても動作速度が速いのは気持ちがいいですね。スリープの解除やページめくりなどです。
心配なのは、これまで3G通信(携帯電話網の通信)ができる機種だったのを、それができないWiFi専用機種にしたことです。事実上自宅でないと読んでいるページが他の機器(スマホのKindleアプリ等)が同期しません。こちらにしたのは本体価格が5000円と少なからず上がるためです。そして、WIFi専用モデルの方が電池が長持ちするという噂を旧機種の際に聞いたためでもあります。
ところで、そもそもなぜ iPad mini (新型も発売されたばかり)やもっと低価格のカラー画面端末(Kindle Fire はもっと安い)にしなかったのかというと、活字を読むのにE-Ink製品が良いと感じていること、より小さく文庫本に近いサイズで軽量のこの機器が、ジャケットのポケットに入るなど持ち運びやすく取り出しやすいためです。結果読む機会と時間が増えます。また、これまでの非常に頑丈で壊れにくいという実績もあります。
ちなみに、有料メルマガをInstapaperサービス経由で Kindle paperwhite に転送して読むことが多いですね。
新型機は鞄に入れっぱなし、旧型機は枕元に置く運用をしようと思います。でも、旧型機は遅さに耐えられなくなって、すぐに廃棄に出してしまうかもしれません。(Amazonが引き取ってくれます)
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