お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

大競技場/Circus Maximus - 古代ローマの新しいゲームより

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歴史の糸車/Das Rad der Geschichte - 古代ローマの新しいゲームより」の続きです。

古代ローマの新しいゲーム/Neue Spiele im alten Rom」に収録されている14のゲームのうち、「大競技場/Circus Maximus」を2番目に遊びました。

大競技場は、古代ローマの新しいゲームルールブックの最後・14番目に掲載されている遊び方です。45分で終わるということになっている(つまりもっとかかる)中規模のゲームです。2-5人用ですが、今回4人でプレイ。

これがまた良い多人数アブストラクトゲームでした。古代ローマの戦車競技をテーマ・モチーフにしたレースゲームです。

各プレイヤーは3つのコマ(戦車)を持ち、3戦車をすべてゴールマスに到達させた人が勝利です。カードを使ってコマを進めるところに特徴があります。全員1、2、3、4、5の5枚のカードを持っています。それらを使ってコマを進めます。数字は進める歩数です。つまり、プレイヤーがゲーム中に進ませられるマス数は全員大体同じなのです。差がつくのは、おそらくコース取りです。コーナーを大回りしてしまったり、他のコマを何回も避けていると移動の効率が悪くなります。

さらに、ゴールはある線を超えたらなどではなく、ゴールマスに入るまでなのがポイント。ゴールマスは複数あり、各マスには1コマずつしか入ることができません。マス数は十分にあるのですが、それぞれ位置が異なります。

「コース変更は0.5歩の損!」なんて言いながらプレイ。どのコマを多く進めるかで他のプレイヤーの邪魔になったりならなかったりします。その加減を調整してカードを選択するのが面白い! そして、最終コーナーを曲がってゴールマスに入れるための方向転換とその際の大混戦は戦車競技の情景が浮かぶかのよう。熱い!

大満足の多人数アブストラクトゲームでした。

リンク

古代ローマの新しいゲーム 日本語版

古代ローマの新しいゲーム 日本語版

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