お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

ロールニツィ/Rolnicy

ロールニツィは「もっとホイップを!」の作者 Jeffrey D. Allers による2018年のボードゲームです。2020年に「Gloomy Graves」としてリメイクされたようです。農民を意味するタイトルのこのゲーム、旧ソ連・旧東側の集団農場「ソフホーズ」や「コルホーズ」をテーマ・モチーフとしています。

ちなみに、僕は1991年に中学1年生でした。地理の授業がある学年です。世界各国の社会の仕組みなどを学びます。その中にはソフホーズコルホーズも含まれていて、試験にも出ました。分量としては大きいところです。何しろ、世界に2つある超大国の1つであり、大きく2つあった社会体制の1つだったのですから。ところがその年の12月にソ連崩壊。国家、しかも超大国が1つ無くなり、共産主義社会主義国もほぼ無くなりました。そして、3月の学年末試験ソ連は範囲外となりました。記憶に残る出来事でした。

さて、ロールニツィのゲームは今回3人でプレイ。

マルチゲーム感とパズル感とが同居しています。プレイ感が独特です。10手番でゲーム終了と短い展開です。

大得点は一人では無理で、相乗りを目指します。流行の作物を流れに乗って一度に沢山得るようがんばります。このインタラクションの具合が好みです。

オリジナリティを高評価です。

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