パーラは2012年登場のトリックテイキングゲーム。「もっとホイップを!」や「賽は投げられた」と同作者によるデザインです。長年積んでいましたが、先日ヤフオクで19,800円の値をつけたのも背中を押してプレイしました。
2つのルールが同梱されています。基本部分は双方とも同じですが得点システムが全く異なり、プレイ感は全く異なりそうです。今回は「点描画法」ルールでプレイ。4人でした。
マストフォロー、切り札なしのトリックテイキングです。ただし、色(スーツ、スート)が多くあります。そして、その色を混ぜると他の色になります。手札から2枚出して混ざった結果の色でフォローすることができます(ミックス)。また、そのトリックの色(通常リードの色)に手札の1枚を混ぜて、その結果の色でフォローすることもできます(ぼかし)。
また、ビッドがあります。どの色のトリックを取るかをビッドします。複数色にビッドすることができます。複数色で勝つと飛躍的に点数が増えますが、ビッドした色全てのトリックを少なくとも1回ずつ取らないと0点です。面白いのが「0ビッド」で、1トリックも取らないことにビッドします。そうすると、他の人は強気にビッドすることができますし、プレイも変わってきます。
決して長くないルールですが、独自色が強くて理解が大変です。下記リンクの日本語プレイエイドがとても役立ちました。また、一度理解すれば難しいルールではありませんが、プレイは組み合わせが多くてとても難しいものでした。
高度に作り込まれたトリックテイキングゲームと思います。テクニカルなだけでなく面白い。
余談ですが、同時期に発売されたらしい同メーカーのカードゲームのカードが1枚入っていました。これがさらにルール理解を難しくしました。その分誰か欠品があったのかも。
追記:別ルールで遊んだ際の記事を書きました → パーラ/Pala (印象派ルールで)
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リンク
- Pala | Board Game | BoardGameGeek https://boardgamegeek.com/boardgame/37441/pala
- Pala | 日本語プレイエイド | File | BoardGameGeek https://boardgamegeek.com/filepage/138918
- Berlin Game Design: Prototype2Publisher: PALA http://berlingamedesign.blogspot.com/2011/10/prototype2publisher-pala.html