もう登場から10年経つという「もっとホイップを!」。僕の中ではコロレットやニムトと並ぶ超名作ゲームです。ケーキを平等に切り分けるには、切った人が最後にとるようにする。それをストレートにゲーム化したと言っていいと思います。
コンポーネントはケーキのピースだけ。ゲームシステムがズバッとゲーム全体を定義する、そこに魅力がある。そんなゲームです。90年代ドイツゲーム的。
この10年に何度も出す機会がありました。この度 New Games Order 社より日本語版が発売されるそうです。安定供給されれば、さらに人に紹介しやすくなります。
今回は日本語版の発売に合わせて、すでに公開されている日本語版のルールで遊びました。選択ルールとしては、手番順を平等にするルールのみを採用しました。
少しルールが変わりましたが(下記リンク先参照)、プレイ感は変わりません。納得のいく変更です。
相変わらず、駆け引きと悩ましさがたまらないと思います。でも、コロレットのような苦しさは感じません。マイナス点がなくポジティブな気持ちにさせるのもいいところです。
シンプルなコンポーネントでゲームとして成り立たせているところにすごさを感じます。ビジュアルとゲーム性との一致も素敵です。
(「ニューヨーク・スライス」はリメイク版。モチーフがピザになっています。)
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リンク
- Piece o' Cake | Board Game | BoardGameGeek https://boardgamegeek.com/boardgame/37371/piece-o-cake
- もっとホイップを! - New Games Order, LLC. http://www.newgamesorder.jp/games/pieceofcake-1
- 「もっとホイップを」日本語版を11月上旬に発売します。 - B2FGames http://www.b2fgames.com/article.php?story=20181026210124706
- amazon:もっとホイップを

もっとホイップを (...aber bitte mit Sahne)
- メディア: おもちゃ&ホビー