お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

ロウボート(オール船)/Rowboat

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ロウボートはトリックテイキングゲームです。ビッドあり、マストフォローありです。切り札もありますがちょっと独特です。2人から4人でプレイ可能です。2人での評判が良い珍しいゲームです。4人では2対2のチーム戦となります。

今回2人でプレイ。

最初、1枚ずつ場にカードを並べます。4種のスート(つまり全部)が出るか、12枚並ぶまで続けます。1枚目が第1トリックの切り札であり事実上のリードの札です。2枚目は第2トリック用です。つまり、場に並んだ枚数回のトリックを行うのです。配る手札の枚数も各人場札と同じ枚数です。さらに、場札はトリックごとに変わる強力な「ノブ」カードを指定します。

次に、手札を見たらビッドです。何トリック取るかを宣言します。ピッタリ勝つと得点です。少ないと減点、多いと得点は入りますが別のペナルティがあります。

場札の各トリック用のスートをフォローします。ダミープレイヤーが1人いるようにも見えます。トリック部分はプレイ感に王道感あるのと同時に、ダミープレイヤーが毎回リードするようなものなので、マネジメントできる範囲が少ないともいえます。つまり、このゲームの楽しさの肝はビッドなのだと思います。

毎ラウンド手札の数・プレイするトリック数が変わり、プレイ感やビッドでの考え方にも変化があります。

プレイ時間は30分から1時間位です。プレイヤーが2人しかいないが、ビッドのあるトリックテイキングゲームが遊びたい際にはいいゲームだと思います。

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