お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

カスカディア/Cascadia

カスカディアは、Board Game Geek で賞(2021 LIGHT Game of the Year)を取り、ドイツ年間ゲーム大賞2022にノミネートされているボードゲームです(受賞作発表はまだ)。プレイ可能人数1人から4人(ソロプレイ可能)、プレイ時間公称30~45分と中量級ボードゲームです。

これらの情報から、かなり好みのボードゲームと期待しての購入、プレイ。

箱庭的な手元の国立公園を拡張してゆきます。ドラフト的方式で動物の駒と土地のタイル(ヘックス)を選んで取ります。それを手元の公園拡張に使います。動物と土地との二重構造になっているのが特徴です。

パズル的要素が強いゲームです。そこそこできるカウンティングがパズルを熱くします。あちらを立てればこちらが立たずのジレンマがあちこちにあります。さらに、得点のルール(=パズルのルール)がプレイごとに異なります。「キングダムビルダー」方式です。好きな人は何度でも繰り返しプレイできるでしょう。

ややソロプレイ感を感じます。それが強いパズル的要素と組み合わさって、唯一の正解を見つけるべく各人が一人で頑張ると感じることがありました。そして、パズルがとても難しい。面白いし、とても良くできているのだけれど、そこが私には合わないかも。

ソロプレイルールがかなり充実しているようなので、挑戦してみたいとおもいます。そう思わせる魅力があります。

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