お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

バイキングシーソー/Viking See-Saw

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バイキングシーソーはライナー・クニツィアによるデザインのボードゲームです。2021年発売の新作。日本の団体からの出版です。指先の器用さ等を求められるアクションゲームです。

タイトルと見た目の期待を裏切らないルールのゲームです。傾いた船に荷物を乗せてゆきます。各プレイヤーには手持ちの荷物があります。手番になったらそこから1つを船に置きます。先に手元の荷物を全て置いた人が勝ちです。ただし、荷物を置く際に船が反対側に傾いてしまったり、船の荷物を落とすと失敗で、ペナルティの荷物が手元にやってきます。

今回3人でプレイ。

面白いのは荷物の多彩さ。球型のもの、キューブ型のもの、不規則な宝石型、人型のもの、木製、金属製など。手で重さの予想をつけながら場面に即したものを選んで船に乗せます。傾いたの船の先端は危険なので、どうしても中心寄りに積んでゆきます。ハイリスクです。同時にそれは次の手番の人にとっては荷物が崩れやすい危険な状態を生むのです。そして、その様が見た目にも面白いし緊張の瞬間です。

ヴィラ・パレッティにフックが入っているように、バイキングシーソーにもプレイヤーが乗せるのに使用するピンセットが入っていれば本気度が伝わって良いのではないかと話しながらゲームを進めました。

きちんとゲームが収束するようにルールができているのも流石のデザインです。10分程度で終わる短時間ゲームです。遊びやすい良作だと思います。

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