お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

ポラリティ/Polarity






ポラリティは、磁石が入ったディスクを使ったアクションゲームです。手先の器用さを求められますが、同時に思考力も必要です。
BoardGameGeekによれば、1986年が初版とのこと。古い部類に入るでしょう。
ゲーム盤は大きな円が描かれた厚い布です。これとディスクが入っています。ディスクはなかなかの強さの磁石です。白い面と黒い面とがあります。オセロの駒にも似ています。
ゲームは2人用。あるいは2チームで行います。それぞれ同じ枚数のディスクを持って始めます。先に全てのディスクを置き切った方が得点でかなりの有利です。きっとだいたい勝ちでしょう。ただし、うまく置くことができないとディスクを置くことができず、手元に戻すことになります。
うまく置くとはどういうことかというと、盤面に平らに置いたディスクに、寄りかかるように浮いた状態でディスクを「置く」のです。これを「リーナー」と呼びます。これがキモです。他のリーナーが倒れてしまったり、ディスク同士がくっついてしまっても失敗です。単に置くことができないだけでなく、もっと大きな罰則を受けることもあります。
今回は4人で2チームに分かれてプレイ。
まず、この独特なコンポーネントを使うアイデアが独創的ですごいですね。でも、アイデアだけで終わっておらず、洗練されたゲームとなっているところがなおすごい。
どこにリーナーを置くのが手堅いのか。あるいは、相手への妨害となるのか。置き場所がなくなってきたときにリーナーを倒して次の置き場所を作っていくべきか。考えるポイントはたくさんあるし、そのためにディスクを操る器用さを求められます。
それを実行する過程で、見えない磁力に満たされて盤面に、見えない磁力を操って(そういう気分になってきます)プレイする感覚もとてもいい。
感性と理性に訴える良ゲームかと思います。こういう定番ゲームが常に手に入る状態だと人にも勧めやすくて嬉しいのですが。時々再版されているようです。

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