お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

ラマ/L.A.M.A.

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ライナー・クニツィアによるデザインの小箱カードゲーム、ラマ。

インフェルノやUNOを連想させるルールです。

数字が印刷された単純な構成のカードで、マイナス点を取らないよう勝負します。クニツィアらしい、システムがズバッと全体のプレイ感までも定義するようなゲームです。

 手番になったらできることは3つです。

  1. 手札を1枚プレイする。プレイできるカードは捨て札の山の一番上のカードと同じか1つ大きな数字カードです。ラマはラマか6の上にプレイできます。ラマの上にはラマか1がプレイできます...(略)...
  2. カードを山札から1枚引く
  3. ラウンドから抜ける。手札に残ったカードを伏せてラウンドから抜けます。残ったカードがマイナス点です。ラマはマイナス10点です。ただし、数字もラマも同じものは1枚だけマイナスになります。傷を深めないためにラウンドから抜ける手もあります。

 誰か一人が手札を無くすか、すべてのプレーヤーが抜けたらラウンド終了です。マイナス点分のチップを受け取ります。白はマイナス1点、黒はマイナス10点で、いつでも両替できます。

 ゲームは何ラウンドか行いますが、もし手札を無くしてラウンド終えることができたら、マイナスポイントのチップを1枚(たとえ10ポイントの黒でも)ストックに戻すことができます。

http://mobiusoyaji.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-408b0a.html

今カードを出すべきか、引くべきか、降りるべきか。手札やこれまでに登場したカードをよく見ながら決断してゆくゲームです。短時間で気軽に遊べて面白いと思いました。今年2019年のドイツ年間ゲーム大賞にもノミネートされましたので(大賞ではない)、繰り返しにも耐える面白さがあるのだと思います。

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