お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

ハンニバル対ローマ/Hannibal Gegen Rom - 古代ローマの新しいゲームより

f:id:higedice:20190422223403j:plainf:id:higedice:20190422223414j:plainf:id:higedice:20190725230933j:plainf:id:higedice:20190725230939j:plain

古代ローマの新しいゲーム/Neue Spiele im alten Rom」に収録されている14のゲームのうち、「ハンニバル対ローマ/Hannibal Gegen Rom」を遊びました。

10分で古代歴史戦争もの2人用非対称型ボードゲーム。素晴らしい。プレイ時間は短いものの、ルールのひねりが効いていて、高い満足感です。

ハンニバルカルタゴ軍とローマ軍には、それぞれ陸上部隊に加えて海軍があります。陸上部隊が海を渡るには海軍の助けが必要です。また、両軍はほとんど条件が平等なのですが、カルタゴ軍にはハンニバルがいます。ハンニバルの部隊は戦闘で有利です。ただし、そのカルタゴ軍は部隊の数が一つ少なくなっています。

これらの軍隊を率いて相手本土に攻め入れば勝ちです。また、多方面で優位に立っても勝利となる条件があります。

特殊能力を持つカード等は存在せず、戦闘も手札から出す数字の大小で決まります。手札5枚を使い切ったら双方使ったカードを回収して使います。つまり、手札の条件は平等で使用するタイミングが結果を分けます。このルールがハンニバルのルールと上手くかみ合い、両軍の作戦を異なったものとします。

力押しはできない、よく考え戦いを求められる。そして、短時間ゆえ繰り返し色々な作戦を試すことができる。面白い。

バリアントルールも良さそう。

リンク

古代ローマの新しいゲーム 日本語版

古代ローマの新しいゲーム 日本語版

  • メディア: おもちゃ&ホビー