お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

ゼンマスター/Zen Master

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ライナー・クニツィアによるデザインの、トリックテイキングカードゲーム。数度のリメイクを経て近年登場。今回5人でプレイ。

1スート、1から順に重複なく数字が印刷されたカードでトリックテイキングゲームを行います。カードを順に1枚だけ出し、数字の1番大きな人が黒いマッチ棒を受け取ります。数字が1番小さな人が白いマッチ棒を受け取ります。これはどちらもマイナス点で、最終的にこれらが少ないプレイヤーの勝ちです。ただし、この黒いマッチ棒と白いマッチ棒は打ち消し合います。どう本数ずつで0点となります。

最初に配られたカードを見て考えます。数字の小さなカードは白いカードを欲しいときに取りやすい。数字の大きなカードは黒いカードを欲しいときに取りやすい。中間のカードはマイナス点を取らないで済む可能性が高い。でも、何かしら偏って手札は配られる。同時に、そのトリックで受け取ることとなるマッチの本数が色別に示されます。どこで(どのカードで)黒いマッチを取り、どこで白いのを取るか。数字の小さなカードを多く持っているから、黒いマッチを一度で大量に摂る必要があるのかとか。

さらに、他の人が取ったマッチも考慮した方がいいし、出したカードを見れば手札の偏りを予想できるはずです。

そして、数字の大きな人(=黒マッチを取った人)が次のリード(打ち出し)を行います。つまり、黒いマッチと白いマッチで価値が異なってくる。

手札が偏っていて大負けしても、「0点で1ラウンド(手札を使い切ったタイミング)を終了すると、過去ラウンドの内好きなラウンドのマイナス点を消すことができる」というルールがあります。これは手札の不運を帳消しにできるのに加えて、気持ちが熱くなります。

これは深いですね。なかなか全てはできませんが、気づいたところを多くできた人が勝利に近づくのでしょう。

ルールもコンポーネントもシンプルにして、深いゲーム性。繰り返して遊びたくなる良ゲームだと思います。

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