お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

ロスト・シーズ/Lost Seas

失われた海々を意味するロスト・シーズは、タイル配置ゲームです。各プレイヤー専用の4x4枚の置き場に得点条件に沿った形でタイルを配置することを目指します。テンデイズゲームズによる新作日本語版ボードゲームです。

ゲーム板的置き場を作るところからゲームは始まります。各自縦横4x4枚のタイル置き場を作ります。各行・各列にはその得点条件を示す黄色いタイルを置きます。これのバリエーションが豊富です。縦と横とが両立するようよく考えなければなりません。既に難しい。

肝心の置き場に置く青色タイル(仮に海タイルとしましょう)も組み合わせ豊富です。船やイカなどのイラストがあり、複数が1枚に描かれたものもあります。これを、「5種類ピッタリを揃える」とか「1種流を5枚揃える」といった条件に合わせることで得点へと結びつけます。

海タイルは単にめくっては置くのではありません。ラウンドごとにテーブル中央に一定枚数表に向けて並べ、そこから各プレイヤーが順に取ります。選択肢が多い分、とてもプレイが難しくなります。

自身の得点が大きいからといって気軽に選んでしまうと、次の人が大得点となるかもしれません。かと言って、1人の妨害ばかりしていても勝つことができません。そもそも、自分自身の盤面だけでも難しいのに他の人の盤面をよく見るのはとても大変。これは勝つには経験と頭脳が必要です。同時に、めくりの確率もあるので突き詰めすぎない気楽さもあります。

今回は3人でプレイしました。

30分程度で遊べるボードゲームです。短時間にパズル的頭脳ゲームを遊びたい人におすすめ。

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