お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

オキヤ/OKIYA

f:id:higedice:20210111122001j:plainf:id:higedice:20210111121956j:plainf:id:higedice:20210111122005j:plainf:id:higedice:20210111122009j:plain

オキヤは2人専用ボードゲームです。初期配置以外には運の要素がないアブストラクトゲームとなります。天皇の恩寵を受けるべく、花札をイメージしたタイルの皇居に芸者を並べます。

2013年にテンデイズゲームズが「ボタンアップ!」、「ドッカー」と並んでそれぞれ1,000円で割引販売していたので一緒に購入しました。7年強積んでいたので、その間にオキヤは立派な箱のバージョンが登場しました。

4x4個の形でランダムにタイルを配置します。これがいわばゲーム盤です。花札が各月4枚ずつ12ヶ月のカードで構成されているように、オキヤのタイルは4種類x4種類のタイル構成となっています。例えば、「短冊の松」、「短冊の梅」、「雨の松」、「雨の梅」があります。

交互に手番がやってきます。手番にはタイルを1つ取り除いて、そこに各プレイヤー担当色の芸者コマを1つ置きます。取り除くタイルは、前の人が取り除いたタイルの2つの要素の内、どちらかが共通するタイルです。1色の芸者コマで4マス分の直線、あるいは2x2マスの正方形を作る、あるいは次の人のコマを設置できない状況にすれば勝ちです。

相手の妨害をしているうちに全てのタイルを置き換えてしまいます。複数リーチを同時にかけるテクニックが必要かもしれません。「シックス」というゲームを思い出します。

勝つには先の先まで手を見通す必要があります。それが本当に難しい。しかも、序盤は選択肢が多くあります。それでも終盤は選択肢が狭まり、先を見通す楽しみができました。

繰り返し遊んで腕前を上げて競い合う楽しさがあると思います。プレイ時間5分ほどで終わるので、繰り返し遊びやすいですね。ゲーム会での時間調整にも良さそうです。

リンク

ボードゲーム : OKIYA 日本語説明書付き

ボードゲーム : OKIYA 日本語説明書付き

  • 発売日: 2018/04/30
  • メディア: おもちゃ&ホビー
Niya - a game by Bruno Cathala [並行輸入品]

Niya - a game by Bruno Cathala [並行輸入品]

  • メディア: おもちゃ&ホビー