お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

トルコ至宝展 - チューリップの宮殿 トプカプの美 へ行ってきた

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「トルコ至宝展 - チューリップの宮殿 トプカプの美」へ行ってきました。東京六本木にある国立新美術館で開催中の展覧会です。

今回は音声ガイドの機械は借りないつもりだったのですが、声優さんの名前を見て気が変わります。安井邦彦の名前を見て、この人は八神庵SNK社の対戦格闘ゲームザ・キング・オブ・ファイターズ '95 以来の人気キャラクターを演じている人だと思い500円+消費税8%を払い機械を借りました。

展覧会での挨拶文は、大抵主催者と相手国日本駐在大使、作品貸出元美術館長によるものですが、今回は主催者、エルドアン・トルコ大統領、トルコ観光大臣、日本・トルコ協会総裁として彬子女王によるものでした。主催・協賛の力によるものなのか、エルドアン大統領が日本との関係を強くしたいと考えているのか、豪華な顔ぶれです。

4k品質の精細な巨大映像展示に始まりテンションが上がったところで、いきなりスルタンの玉座と超巨大エメラルドが埋め込まれた装飾品。ゴージャスです。オスマン帝国の力を感じます。

それでいて、スルタンの衣服や軍旗には精細な刺繍等があります。

戦地などで使われたと思われる天幕は大きく威厳を感じるものでした。遊牧民族であったスルタンの家系は、重要な儀式を宮殿の建物ではなく中庭にテントを張って行なったそうです。

明治天皇を始め、日本から送られた品々の展示も面白いものでした。国立博物館の展示などで、明治期の日本から輸出された美術工芸品は巨大かつ緻密と知りましたが、ここにある焼き物などはそういったものでトプカプ宮殿に合っているのではと思いました。

ゴージャスかつ繊細な展示品に圧倒されました。

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