お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

ねずみ海賊ラッタニア/Rattaneer



《ねずみ海賊ラッタニア》はゲームマーケット2017秋で購入したばかりのボードゲーム
正統派で完成度の高いゲームと感じます。1時間かからず終わるのも好み。
平等のために書いておくと、これを作った OKAZU brand の方々とは一緒にボードゲームを遊ぶことがある近い関係です。
10+1個のエリアタイルが1列に並んでいます。それらは陸上の日雇い職場や酒場(仲間を見つけるぞ!)、海上の海原や貿易港、伝説の島等となっています。マイラウンドどのタイルに自コマを置くかで、得られるもの・結果が変わってきます。どこに置くかは、毎ラウンド衝立の陰で選び、皆でいっせいに公開します。
特徴的かつ面白いのが、1列に並んだエリアタイルの1番目から見て、途切れなく誰かしらのプレイヤーのコマがなければ、その先のコマが効果を発揮できないところ。コマの数はそんなに多くないので盤面や他のプレイヤーの行動を見ながら工夫をします。
たくさん用意された仲間カードは毎回展開を異なったものにします。
仲間カードの効果がとても強力に思えたので、皆それを取る展開となりましたが、ゲームが短い・ラウンド数が少ないため、実際にはその効果を発揮する回数が少ないものでした。もう一度プレイしたら、きっともっと多彩な作戦が展開されるでしょう。
どのタイルにコマを置くかのプロットでは、ゲーム展開の論理的有利不利を背景とした心理戦が展開されます。ゲーム後半になればなるほど、陸から遠い(「1」から遠い)タイルにコマを置きたくなります。しかし、それはハイリスク。そうしつつ、皆がおきなくなさそうなところをうまく選んでつなぐためだけに別のコマを置きます。その結果、今回最終ラウンドでは「1」のタイルに誰も置かず、全員のコマが無効(農場送り)になって一同大爆笑。
再プレイしたくなる面白さです。正統派の完成度の高いゲームと感じます。ですので、外国語版も発売される予感がします。これが世界を目指す人のクオリティかなどと話しました。
今回はインスト(ルール説明)にやや時間がかかってしまいました。これはおそらく説明した人(今回は僕)も含めて誰もプレイした経験のある人がいなかったから。肝となる部分は小さいので、補充の部分などは駆け足でやってしまえばよかったと思います。
不満があるとしたら、衝立となるコンポーネント・用具の小ささです。そして、他のプレイヤーを誤魔化そうと思えばそれがしやすい形です。豪華版が出ることがあったら、大きな衝立と今回のコンポーネントにして、今回のものを卓上に置き、その上にコマを置くともっといいねなどと話しました。
ところで、船の先端の装飾や白いねずみが気になります。

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ねずみ海賊ラッタニア

ねずみ海賊ラッタニア

  • 発売日: 2017/12/03
  • メディア: おもちゃ&ホビー

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