新型 iPhone、iPhone 5s と iPhone 5c が発表されました。
この二種類の差は色々ありますが、その一つにスペック・性能の違いがあります。iPhone 5s の方が iPhone 5c よりも処理速度が高速になっています。
これは、購入直後よりも2年3年と時間が経った後の iPhone 5s / iPhone 5c の利用価値に差が出てくるかと思います。
iPhone は購入後にソフトウェアのバージョンアップがあります。アプリだけでなく、基盤となる iOS のバージョンアップもこれまで行われてきました。例えば、9月18日にインターネットで提供が開始されると言う iOS 7 は、iPhone 4 / iPhone 4S / iPhone 5 にもインストール可能です。(もちろん iPad や iPod touch にも)
これにより、利用できる機能が増えます。同時にアプリのプログラマーにとっても新機能が使えるアップデートであり、結果アプリによっては新しい iOS でないと動作しないことがあるかもしれません。これは、iPhone を長い期間使っているユーザーや、電話としては引退させても Wi-Fi を利用して活用する人にとっては問題です。
例えば、僕は iPhone 3G、iPhone 4、iPhone 5 を利用してきましたが、現在最新の iOS 6 がインストールできている iPhone 4 は Wi-Fi 接続で自宅で利用するものの、iPhone 3G は利用できる OS が古いものしかなく、ほとんど役に立ちません。
この理由の一つに、機器の処理性能の差があると予想します。iPhone 5s と iPhone 5c では処理性能が違います。さらに、iPhone 5s は64ビットプロセッサを搭載し、iPhone 5c は(これまでの iPhone と同じ)32ビットプロセッサを搭載しています。これは、ソフトウェアのアップデートが打ち切られるタイミングが異なるのではないかと予想します。
これを価格差があるからよいとか、2年縛りでそれ以上使っても通信費のうまみが無いからよいと考えるかは難しいところですね。
さて、我が家では iPhone 4 がアップデートで AirPlay に対応しているおかげで、それに入れた音楽や Radiko や YouTube などの音声を手持ちのオーディオ機器から鳴らして楽しんでいます。また、ガジェット好きのお客が我が家の Wi-Fi に手持ちの iPhone を接続して自分の音楽を部屋にかけたりもしました。
無線LANルーターがあれば、AirMac Express (Apple の無線LANルーターの低価格の方)をその配下にぶら下げてオーディオに繋げばいいだけです。オーディオ機器の DAC を間に挟めばさらに高音質が期待できます。
リンク
- amazon:AirPlay
- Rebuild: 20: iPhone 5s (Kenn Ejima, Hakuro Matsuda) (2013年9月15日追記。プロセッサなどハードウェアについての考察がすごい。) http://rebuild.fm/20/
- アップル - iPhone http://www.apple.com/jp/iphone/
- アップル - iPhone - 比較 http://www.apple.com/jp/iphone/compare/
- アップル - Mac - AirMac Express http://www.apple.com/jp/airmac-express/
Apple AirMac Express ベースステーション MC414J/A
- 発売日: 2012/06/13
- メディア: Personal Computers
ラトックシステム 24bit/192kHz対応 DAC内蔵ヘッドホンアンプ RAL-24192HA1
- 出版社/メーカー: ラトックシステム
- 発売日: 2012/04/25
- メディア: エレクトロニクス