「JetDrive Lite 130 開封の儀」の続きです。
Macbook Air(2014 Early)のストレージ(SSD)の空き容量が足りない!
SSD256GBの次は512GB。その次は1TB。本体買換はハイエンド感ある機種となります。SSD交換は6-10万円。新品Macbook Proが20数万円。Macbook Air 本体を下取りに出すと4-6万円。うーむ、お金がかかる。数年に一度パソコンを趣味で買い替える人だと妻に思われたくないのです。散財家だと。
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とりあえずmacOSをアップグレードしてSierraにすれば解決するのではと、Appleの宣伝文句が頭をよぎります。しかし、ドキュメントが知らないうちにクラウドにだけある状態になるのはなんだか不安です。
https://www.apple.com/jp/macos/sierra/めったに使わないファイルはクラウドに保存されます。必要になるまで。
空き領域がもっと欲しい。そんな時は最適化されたストレージが、それほど頻繁に使わない書類、メールの添付ファイル、写真、観終わったiTunesの映画をクラウド上に保存して必要な容量を確保します。最近使ったファイルは最適なバージョンの写真と一緒に、あなたのMac上にあります。すべてのファイルはあなたが保存した場所で簡単に見つかり、開くだけでオリジナルのバージョンをダウンロードできます。まるで、ずっとその場所にあったような感覚です。
そこでコストパフォーマンスを重視して採用したのがJetDrive。特殊なサイズのSDカードです。
Macbook Air にはSDカードスロットがあります。ところが、通常のSDカードを挿入すると、カードの一部が本体から飛び出る構造になっています。このJetDriveは本体に完全に収まります。付けっ放しにするには素晴らしい大きさです。
ヨドバシカメラで約22,000円(そこから10%ポイント還元)で購入。それを開封したのが先日のブログ記事(→JetDrive Lite 130 開封の儀)。
取り付けます。
今回データ移行したいのは、容量が大きなiTunesと「写真」アプリ(旧iPhoto)のデータ。ただし、これらはOSと深く結びついているため、単純にコピー・移動しただけではうまくいきません。
そこで、今回はシンボリックリンクを利用します。UNIX由来のOS X・macOSの機能です。エイリアス(Windowsでいうショートカット)みたいなもので、今回はSDカードにあるフォルダが、アプリケーションからはホームフォルダしたの本来あってほしい場所にあるように見えます。
今回の操作。
- JetDriveを、ディスクユーティリティで Mac OS 拡張形式でフォーマット(消去)
- ホームフォルダ下のiTunesフォルダをJetDriveにコピー。Finderでドラッグ&ドロップすればよい。
- ターミナルから操作 ln -s /Volumes/JetDrive/iTunes ~/Music/iTunes
シンボリックリンクを張らなくても、optionキーを押しながらiTunesを起動すれば、恒久的にiTunesフォルダを変更できるという話も聞きますが、未確認です。
無事にOSも macOS 10.12 Sierra にアップグレード成功。
実はこの方法だと、写真アプリのフォルダ移行はアプリ起動時にエラーとなり、上手くいきませんでした。それどころか、ディスク使用量が増加する事に。多分、下記リンク先解説の仕組みでハードリンク的な事をしているのだと思います。これを機に、旧iPhotoフォルダはバックアップの上、Mac内蔵SSDからは消しました。
写真フォルダは移行できていませんが、大分ディスクが空いて満足です。
- 「写真」は iPhoto または Aperture のライブラリと画像を共有し、ディスク容量を節約する - Apple サポート https://support.apple.com/ja-jp/HT204476