お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

タージマハル(タージ・マハル)/Tadsch Mahal

タージマハルはライナー・クニツィアによるデザインのボードゲームです。2000年のドイツゲーム賞(Deutscher Spielepreis)受賞作品です。つまり、ゲーマーからの高い評価を受けています。

もともとは信頼の独aleaブランドです。近年もZ-Manから登場したバージョンの日本語版がホビージャパンから登場しましたし、今度グループSNEからもリメイクされるようです。

ちょっと変わった競りで宮殿を建築したり、産物を得て得点へと繋げます。

今回4人でプレイ。

競(せり)とハンドマネジメント(手札調整)でじっくりと遊ぶボードゲームです。緻密なゲームです。緻密に調整された部品がたくさん組み合わさっているかのようです。システム全体も優れているが、デベロップ・調整もよくできていると感じます。

得点手段がたくさんあり、勝ち筋も複数あるように思えます。手札の補充が公開された(表向きにめくられた)カードから選んで取るところなどはいかにもゲーマー向けのシステムです。ゲームが緻密にできていますから、プレイも同様のものが求められます。それが面白いところです。

かなりの高評価で、ドイツゲーム的・ユーロゲーム的な重めのボードゲームとしてお勧めできます。