お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

総督/Prokonsul - 古代ローマの新しいゲームより

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古代ローマの新しいゲーム/Neue Spiele im alten Rom」に収録されている14のゲームのうち、「総督/Prokonsul」を遊びました。今回4人でプレイ。

各プレイヤーは古代ローマの各地域に総督を送り込みます。その過程でお金を一番稼いだ人の勝ちです。総督を送り込むとお金を得ることができますが、他プレイヤーの票を得ることが必要です。そのためには他プレイヤーにお金を送る必要が出てきます。

古代ローマの新しいゲームの中ではプレイ感が重い、交渉ゲームとなっています。

交渉部分はシンプルとなるよう制限がかかっています。「バザリ(バサリ)/Basari」を思い出します。1度の提案と、それに対する「はい」か「いいえ」しか回答できないのです。

総督やその候補を決定する際に使う手札(票数か影響力を表すと思われる)は、最初皆同じ構成のカードを配ります。交渉に加わる、つまり金を得るにはある程度大きな数字が必要ですが、毎回そうするわけにはいきません。その地域の価値に合わせた相場観が自然とできてくるのが面白いところ。

総督に選出されるには、候補になるのと、実際に選出されるのとで2回の戦いを勝ち抜く必要があります。ここがゲームの完成度として頭一つ飛び抜けていると思わせるところ。

シンプルなコンポーネント・用具で難しい大作をつくることができるのだと、ゲームデザインの妙について思い知らされます。

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古代ローマの新しいゲーム 日本語版

古代ローマの新しいゲーム 日本語版