お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

俳聖 秋冬編


新作ゲームのテストプレイに参加させてもらいました。基本的にシステムもカードも出来上がっていて、最終調整の段階だそう。
《俳聖 秋冬編》では、配られたカードの言葉を使って俳句を詠みます。
想像力が足りなくて追加カードを引きますが、引き過ぎて利用できないカード(言葉)があると、マイナス点です。
早くかつ皆に評価される句を詠んだ人が勝ち。また、難しい言葉のカード(長くて5文字ある等)を使用しても点が高くなります。
現代的な言葉も古典的なものも組み込むことも求められることがあります。
なんかちょっといい句詠んじゃったよ、という気になるのが楽しいところ。自分が詠んだ句に皆が良いと投票してくれると嬉しくなります。カードの文字数が多いと、「こんなに厳しい縛りの中でよく句をよんだ」と思い、文字数が少ないと、「ほとんど自分の創作じゃないか。すごい」と都合よく思います。
また、講評する人がいるのも面白い仕組みで、ポジティブなこと解説だけをするモチベーションが働くよう工夫されたルールなので、いい句から苦し紛れに詠んだ句まで、いいところを見つけて言語化する楽しみがあります。
ボードゲーマーではなく、俳句を詠む人をターゲットに作っているとの話。写真のコンポーネント・用具はテスト版で、少し変わるそうです。