お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

ダイソーの新作ボードゲーム(?)脳の体操木製バランスゲームシリーズがすごい

今回取り上げるのは、この4つのゲーム。

100円ショップ・ダイソーの新作と思われるボードゲーム、脳の体操木製バランスゲームシリーズがすごいです。
※注:上記のシリーズ名だけでなく同じパッケージに「木ゲーム」ともあり、どちらが本当のシリーズ名か不明です。どちらも日本語英語併記で、同じ通し番号が振ってあります。

シーソー/Seesaw

シリーズ1番目は、「シーソー」。


あまり興味がわかない・・・。
たったの105円で彩色済みの木のコンポーネントが手に入り、さらに木製の船のコンポーネントが手に入るのが、他のゲームのコンポーネントをなくしてしまったり、ゲームを自作する方にはいいのではないでしょうか。

マジカルタワー/Magical tower

シリーズ1番目は、「マジカルタワー」。


これはドイツゲーム好きなら、説明のイラストを見ただけで心が沸き立つはず! あれですね、あれ!
箱の大きさを比較します。圧倒的に小型。

大きい箱の方は、僕は BoardGameGeek で10点満点で10点をつけたお気に入りのゲームです。
中身の大きさを比較。フックが入っていないダイソー版に本気を感じない。

ところで、このマジカルタワー、ルールをよく読むと、ルールがドイツの大きいのと異なります。マジカルタワーでは、最初場に丸い床だけがあり、各プレイヤーが順に柱か床を選んで上に載せてゆきます。これでは皆柱から乗せるんじゃ? ちなみにストックに柱も床もなくなったら、下の階の柱を抜いて上に載せます。崩したプレイヤーが負けです。

フラワーテーブル/Flower table




Zoch? 昨年11月のゲームマーケットメビウスゲームズブースで手に取ったら、メビウスおやじに、「それ、今回の目玉です。」と言われたゲームがありまして・・・。
あおばおもちゃの広場」のお手伝いを二回ほどさせていただきましたが、その会場にもありました。
2011年9月に撮った写真。


ドイツゲームでよく見る小さな木のキューブが30個も入っているのもポイントでしょうか。

アップルツリー/Apple tree

見た目華やか! リンゴの木です。


しかし、ルールを書く場所に次のようにあります。「葉の生い茂ったりんごの木を思い浮かべてパーツを積みあげていきましょう。うまくアップルツリーを作れるかな?」と。勝ちとか負けとかないパズル?積んでみましたが、手前や奥にパーツが落ちてしまうことが多く、難易度高かったです。

とにかく105円なのに部品の品質の高いゲームを買うことができます。ダイソー恐るべし。
ちなみに、これは今回の4つのゲームに共通する問題なのですが、セロハンテープで閉じられた袋が、ホッチキスで止められた袋に入れられているので、元のように袋を閉じることができません。ルールと一緒に内容物をばらばらにならないようにしまうには、チャック付ビニール袋や、薬や小物を入れるためのプラスチックケースなどを用意する必要がありそうです。幸いどちらも同じ店で購入できます。