お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

TRPGサークル八幡組ボードゲーム会

僕の TRPG 仲間であり、Magic the Gathering のチームひげダイスの母体ともなった TRPG のサークルでボードゲームの会を行いました。僕が全てゲームを用意しての、言わば布教(笑)です。定番どころを幅広い種類のゲームを用意する事にしました。ちなみに八幡組とは僕が勝手に付けた仮の名前です。
今回のメンバーは僕の他に3人。途中からさらに1人の参加でした。また、今回はスコアリングをきちんと付ける事にしました。得点はテーブル(表)にしているので、携帯電話でご覧の方はうまく見えないかもしれません。パソコンからご覧ください。

今回のメンバー

カナポン チームひげダイスのメンバーで、現役 Magic the Gathering プレイヤー。最近プロツアーポイントを取ったり、大会で賞金をもらったりしたらしい。ボードゲームは、アクワイアだけはボードがすり切れて字が読めなくなるほどやって事がある。「2008年7月 自宅ゲーム会 その1 Acquire/アクワイア」も参照。
アンシー部屋取り チームひげダイスのメンバーだが、Magic は引退。ボードゲームはカナポンと一緒にアクワイアはやっていた。
秀(しゅう) 昔 Magic にのめり込んでいた事はあるが非トーナメントプレイヤーだった。「東京黙示録」という、オンラインで真・女神転生TRPGをプレイするサイトを作って運営していた。
昔 Magic にのめり込んでいた事はあるが非トーナメントプレイヤーだった。いつの間にかニムトを知っていたり、ボードゲームもやっていたようだ。今回は終盤から参加。

6 Nimmt!/ニムト

超定番ニムトです。4人でプレイしたので、パーティーゲーム風ではなく、戦略的な展開となりました。
でも、僕はニムトの戦略を今だ言葉で表現できるほどわかっていません。簡単な様でとても難しいゲームだと思います。
プレイ風景。

次の写真はまだ落ち着いていますが・・・

こんな展開になってしまいました。ニムトは104までしかカードが無いんですよ! どうしたらいいですか!?

得点

1回目。初プレイのはずのカナポンとアンシー部屋取りが1位と2位に。僕の立場は?

名前\ラウンド 1 2 3 4 順位
カナポン -12 -11/-23 12/-25 -3/-28 1
アンシー部屋取り -10 -27/-37 -2/-39 -8/-49 2
-19 -12/-31 -18/-49 -18/-67 4
ひげダイス -5 -12/-17 -22/-39 -11/-50 3

2回目。秀が3ラウンド目に、「これは結果は読めないので、ランダムにカードを出しても結果は大して変わらないはずだ」と暴挙に出ます。結果はそこで大敗していましたが。

名前\ラウンド 1 2 3 順位
カナポン 0 -11/-11 -9/-20 2
アンシー部屋取り -16 -7/-23 -2/-25 3
-9 -30/-39 -48/-87 4
ひげダイス -9 0/-9 -1/-10 1

Amigo ニムト

Amigo ニムト

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Villa Paletti/ヴィラ・パレッティ

頭を使って疲れたところで、ボードゲームにはアクションゲームもあるんだよという事を知ってもらいたかったので、ヴィラ・パレッティをプレイしました。
実は3年位前にイエローサブマリン新浦安店が閉店するときに半額で買いながら未開封だったゲーム。ついに開封しました。これは僕も初プレイ。
ただのアクションゲームかと思っていましたが、さすがドイツ年間ゲーム大賞を取るだけの事はあります。ルールを読んでいると、得点と、田野プレイヤーの次の手を考えながらプレイする必要があるようです。実際にプレイしてみるとその通りでした。
箱絵。

最初の床を置きます。他のプレイヤーの高得点の柱を、上の床を支えるのに欠かせない位置に持って行くのが良さそうです。

おっと2段目です。わざと不安定な位置に床をおいたりします。一番下の段は柱が3本しか無いのがわかりますか?

3段目の床が乗りました。だんだん上に行くに従って、床の形がおかしな形になっていきます。これが結構盛り上がります。

4段目の床を置きます。自分の柱は、上を支えるのに必須ではない位置に置きたいのですが、それは端っこだったりして、下の床がひっくり返らないかのジレンマがあります。


上記の写真の直後に僕(緑色)が塔を崩してしまいました。残念敗退です。勝者は秀でした。

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リンク

$GREED/グリード

ダイスゲームの傑作と言っていいのではないでしょうか。グリードです。やはり TRPG プレイヤーにはダイスを振るゲームは受けがいいですね。

ただ、最初に500点を一回の手番で取らないと、その後得点できないというのは、運の要素で結果が開きすぎるような気がします。
これはきちんとスコアを付けながらプレイすると、ここは手堅く終了させるのではなく、挑戦しなければいけないなという判断が入るので面白くなります。特に、6つ全てのダイスで役を作ると、全てのダイスをさらに振って得点を出さないとグリードアウトになるというルールは秀逸ですね。「クリティカル」と呼んで楽しみました。ここでクリティカルを狙わないとトップに成れないぞ、とか。
おもしろいです。

1回目。

名前\ラウンド 1 2 3 4 5 6 7 8 9 順位
カナポン 0 650/650 0/650 650/1300 400/1700 0/1700 0/1700 0/1700 0/1700 3
アンシー部屋取り 0 0/0 0/0 0/0 0/0 0/0 0/0 0/0 0/0 4
0 0/0 700/700 650/1350 0/1350 0/1350 0/1350 0/1350 0/1350 2
ひげダイス 550 500/1050 600/1650 500/2150 1300/3450 400/3850 700/4550 300/4850 200/5050 1

2回目。

名前\ラウンド 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 順位
ひげダイス 0 700/700 300/1000 350/1350 450/1800 500/2300 0/2300 400/2700 450/3150 0/3150 3
カナポン 500 0/500/ 0/500 700/1200 0/1200 0/1200 0/1200 0/1200 0/1200 0/1200 4
アンシー部屋取り 700 200/900 400/1300 350/1650 300/1950 0/1950 350/2300 0/2300 1100/3400 0/3400 2
0 0/0 500/500 1350/1850 350/2200 300/2500 700/3200 550/3750 900/4650 400/5050 1

グリード

グリード

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Acquire/アクワイア

さて、今回のメンバーが一番楽しみにしていたと思われるアクワイアです。

100回以上プレイしているカナポンから色々学ばせてもらいました。2位のプレイヤーが他のプレイヤーと手番ごとに3枚ずつ同じ株券を買っているときに、1位のプレイヤーは数枚株券を買う事で、2位を筆頭株主にしないなんて事が出来るんですね。奥が深いです。


また、今回の再版では、ホテルの名前と株の値段の組み合わせが変わっているようです。僕と秀が値段を暗記していないので、表を見ながらうんうん計算していると、暗記しているカナポンが一瞬にして計算して値段を出して、それに従っていたのですが、それは正確ではない金額でした。
他にも、大きなホテル同士の間の、チットを置けないマスに駒を裏返して置く事で、チットを1枚引くというルールもあったそうですが、そのルールはなくなったようです。
やはり、旧版の達人相手でもルールを読んだ人がインストしなければいけないという反省がありました。
次の写真はゲーム終了時のもの。

名前 得点(金額) 順位
カナポン 60700 1
アンシー部屋取り 21900 4
34100 3
ひげダイス 39200 2

アクワイア 新版 日本語ルール付き

アクワイア 新版 日本語ルール付き

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Coloretto/コロレット

前回、カナポン、アンシーと行った自宅ゲーム会(http://d.hatena.ne.jp/higedice/20080803/coloretto)の際に大変受けがよかったコロレット。アンシー部屋取りはその後購入したそうです。
ここで、蟲が到着したので、5人でコロレットをプレイします。
いやいや、3〜4人でプレイするのとは戦略がまた変わりますね。これもまた面白いです。
今までカスカードにしか見えていなかった「+2」点カードがそんなに悪くなく見えて来ます。というのは、人数が多いと、完全に色の棲み分けという事は発生しにくく、大体複数の人と色がかぶるんですね。そうすると、各色のカードは9枚ずつしか無いので、同じ色のカードを沢山集めて高得点を取るのが難しくなって来ます。高得点が取りにくいので2点の重みは大きくなります。また、ジョーカーでの得点の上がり方も重要になって来ます。
好みなのは、3〜4人でのプレイですが、5人でも別の面白さがあっていいですね。

3セットを1回として、得点精算と順位付けをしました。1回目。蟲さんが初プレイにも関わらず1位を獲得。

名前\セット 1 2 3 順位
カナポン 14 17/31 36/67 2
アンシー部屋取り 24 24/48 29/77 1
20 11/31 20/51 5
ひげダイス 15 23/38 24/62 4
22 32/54 23/77 1

ここで席替え。

名前\セット 1 2 3 順位
20 26/46 20/66 4
アンシー部屋取り 21 23/44 30/74 2
ひげダイス 25 20/45 23/68 3
カナポン 26 37/63 25/88 1
31 14/45 18/63 5

席替え。じゃんけんで決めたのになぜか最初と同じ席に。1ゲーム1ゲームは得点差が付くのですが、最終的には大接戦と成りました。

名前\セット 1 2 3 順位
カナポン 27 29/56 20/76 1
アンシー部屋取り 22 24/48 23/71 3
16 36/52 19/71 3
ひげダイス 23 29/56 20/76 1
26 27/53 18/71 3

コロレット (Coloretto) 海外版 カードゲーム

コロレット (Coloretto) 海外版 カードゲーム

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[rakuten:opporoppo:10002192:detail]

その他雑感

アンシー部屋取りはニムトを買う事にしたそうです。ドイツゲームが増えて行きますね(^ ^)

追記

その他に、いかにもボードゲームといった感じがしそうな「チケット・トゥ・ライド」、バッティング系で自分も未プレイに付きプレイしたかった「GoStop」、軽めのカードゲームで自分も未プレイに付きプレイしたかった「ゲシェンク」を持って行ったのですが、コロレットの余りの人気に負けてプレイしませんでした。