お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

「ドッペルゲンガー」の感想

9月頃テレビで放送した映画、「ドッペルゲンガー」をHDDレコーダーで観た。後半でのいい意味での裏切りを期待してみたのだけれど、損した気分。観た直後はひどいと思った。
役所広司演じる主人公にドッペルゲンガーと呼ばれる分身が現れるのだけれど、テレビ東京ガイアの夜明けを観ている気分だ。なんだか見慣れた景色を見る気分。まあ、それは僕がその番組を毎週観ているからだからどうでもいいのだけれど。
自分の人格の一面のみを切り取った様な分身が現れて主人公は戸惑う訳だけど、ドッペルゲンガーとの間の大事件が起きてからの心境の変化がどういうものなのかイマイチわからない。結局ドッペルゲンガーというものを出して、何を表現したかったのだろう。僕にはよく伝わらなかった。
色々不満はあるのだけれど、振り返ると役者の演技は良かったと思う。役所広司やユースケサンタマリアなどの主役達の配役はハマっているし、役所広司がスランプで苦悩する様や暴れる様子は迫力があった。

ドッペルゲンガー [DVD]

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