お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

オキドキ/Okey Dokey - うりぼうの会2016年12月 ゲームマーケット祭の回


OKAZU brand による同人ゲーム。同サークルはいつもハイクオリティなゲームを世に出し、国内外で製品として出版されるゲームがいくつもあります。スモールパブリッシャーと呼んだ方が正確かもしれません。
記事を書く上で情報公開しますと、OKAZU brand の方々とは一緒にボードゲームを遊ぶこともある近い関係でもあります。
まずコンポーネントが素敵です。箱絵の動物たちが可愛いですね。楽器を演奏しているのも素敵です。コンパクトな箱も、持ち運びや収納に便利です。
コンポーネントが、数字カード、イコールカード、リセットカードの3種類とシンプル構成なのも印象的です。
ゲーム内容は協力ゲーム。全員が勝利するか、全員が敗北するかの争いを協力して行います。
プレイ人数が1人から5人と幅広いのも特徴でしょう。特に、ソロプレイができるのも驚きですが、4人までとするゲームが多い中5人までプレイ可能なのは遊びどころが多くなります。
今回は5人でプレイ。
論理パズル的な内容を残りカード枚数などを考慮しながら行います。
初手からいきなり先を見越した思考力を求められます。ルールが単純なカードゲームでありながらがっつり考えさせられます。つまり難しい。これは OKAZU さんのゲームらしいですね。高度な思考力と記憶力が求められるゲームが多いのです。(僕が好きなレオ・コロヴィーニによるゲームの特徴と似ています。コロヴィーニににはときどき必要な知能指数をダイヤルを絞るようにキュッと調整して欲しいと思わせられることがありますが。)
会話の内容に制限があります。これがどこまで可能でどこからは不可なのかはちょっと迷いました。特にイコールカードの扱いは。今回は「◯◯色置きたい人手挙げて」的な会話をしながら進めました。
10列50枚のカードを並べきれば勝利なのですが、最後の10列目で手がつまり敗北。悔しい思いをします。
相変わらず品質が高くて安心して人に勧められるゲームだと思いました。

リンク

オキドキ

オキドキ

  • 発売日: 2016/12/29
  • メディア: おもちゃ&ホビー