お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

カピ原/Capybara'n'Capybara

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カピ原は OKAZU brand によるボードゲーム(カードゲーム)です。2021年秋のゲームマーケット新作です。

今回3人でプレイ。

まずはイラストがかわいい! そして、ゲームは理詰め。カピバラとサルとが協力してカボチャカードを集めます。カボチャカードには得点があり、ゲーム終了時に得点が一番高い人の勝ちです。

各プレイヤーは自分の前に自身のカピバラを並べます。その上をサルが移動して、前進すればいろいろなものを得る事ができます。本当は毎回前進させたいのですが、そうもいかず後退させる事も必要です。

30分程度で気軽に遊ぶ事ができます。カピバラの列がどんどんと長くなってゆくのは爽快で嬉しくなります。そして、プレイのたびに異なるボーナスカードによってはこの並びを工夫すれば大得点へと繋がります。

欲しいものはたくさんありますが、他プレイヤーのカピバラ列をよく見て優先順位を考えなければなりません。

サルの前進・後退のシステムは斬新だと思います。同卓の人は、「アクションポイントシステム(ティカルなど)の可視化だ」と指摘していました。また、「カボチャカードの先(未来に登場するカード)が読めないから判断に困る」という声もありました。それよりは気軽さに寄せたデザインなのだと思います。