お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

ヴェネチアの柱/Die Saulen von Venedig


水上都市ヴェネチアは、干潟に大量の杭を打ち込んで、その上に地面を作り、都市にしたそうです。
このゲームはそれを再現しています。
ゲーム盤には海が印刷されていて、そこに柱駒を置きます。さらに地面のタイルを置いたら得点です。
ルールはとても簡単で、プレイも45分程度で終わります。気軽ですね。
10種類程度の、それぞれが特殊な効果を持ったカードを使ってゲームを進めます。柱を立てたり地面を作るのもそのカードを使います。その進め方は独特です。

まず、全員手札からカードを一枚選んで裏向きに出します。次に、一斉にそれを表に向けます。出したカードを順に解決します。その後、使ったカードを左隣の人に渡します。つまり、他の人の手札をある程度把握できるのです。他の人の手札を把握しているのを前提としたようなカードも存在します。この遠回しに何手番もかけてゲームをコントロールする感覚が面白いですね。
もちろん、柱の場所をめぐる陣取り的な駆け引きもあります。
豪華で立体的なコンポーネントと、ルールはシンプルながら考えどころのある、1時間で終わるゲームは、優良なドイツゲームという言葉を連想させました。