お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

Stimmt So!/シュティムト・ゾー - 2015年4月 HAL99さん宅ゲーム会 その4


まずは邦題について。ふうかさん(→http://fu-ka.livedoor.biz/、[Twitter:@fu_ka2001])が詳しくまとめています。さらにまとめると邦題が乱立しています。片仮名にするのが難しい発音のドイツ語なのかしら?

まずこのゲーム、邦題がいろいろ。
リアルタイムで当時を知らないのでわからないんですが、「スティムット・ソー!」「スティムット・ゾー!」「シュティムト ゾー」「シュティムト ソー」と色々です。
BGGによるとアルハンブラカードゲームがこのゲームのリメイクになっています。

http://fu-ka.livedoor.biz/archives/1712928.html

どうも、お釣りはいりません、という意味のようです(裏付けのしっかりした調査はしていません)。

ドイツ年間ゲーム大賞受賞作品、《Alhambla/アルハンブラ》(→「『Alhambla/アルハンブラ』を平日夜に2人でしてすぐブログに書くなど」参照)の基となったと思われるカードゲームです。作者も同じ人です。のちに、アルハンブラのカードゲーム版も登場しています。
同席したPHYさんによれば、この《Stimmt So!》の頃とにかくたくさんのボードゲームを世に出していたとのこと。
お釣りが出ないようにうまく株券を買うと、もう一回ただで行動ができるシステムです。アルハンブラとは違い、手元に建物は建てません。各企業毎に、株券を持っている枚数が多い人に点数が入ります。
ぽんぽんうまい具合に連続して行動できれば楽しいし、それが準備していた結果ならばさらに(本人だけは)楽しくなります。でも、補充でめくったカードがたまたまよければ、それはそれで「やったー!」となります。
ゲーム盤に4つある市場で使う通貨がそれぞれことなり、世界の市場をまたにかけている気持ちになります。ドル、ユーロ、ルーブル、円です。
同卓の人で好みじゃなかったという人は、アルハンブラも好きではないと言っていました。確かに好みが分かれるかも。よく考えると、手を上手に考えれば勝率は高くなりますが、最終的には運で勝敗が分かれるように思います。僕はこのゲーム好きです。

今回のゲーム会まとめ記事