お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

「Alhambla/アルハンブラ」を平日夜に2人でしてすぐブログに書くなど


2003年ドイツ年間ゲーム大賞受賞の「Alhambla/アルハンブラ」を初プレイ。くにすら(id:knsr)と2人で。
アルハンブラは、2人から6人までと箱に書いてあります。ルールを読むと、2人用に調整された特別ルールがある模様。なんと、ダミープレイヤーとして、「Dirk」さんが参加とのこと。プエルトリコを2人で遊んだとき(「おまけの『プエルトリコ』お試しプレイ - knsrの日記(ほとんど卓上ゲーム)」参照)時に、コントラクトブリッジ風にダミーを立てて、無理矢理2人でできないゲームを2人でプレイする独創的アイデアが既にルール化されているゲームがあったとは!
ルールを読むととてもシンプルなゲームに見えますね。実際、手番にできることは、3通りの中から選ぶことになっています。「コロレットをちょっと大きくした感じなの?」という疑問が浮かびます。
しかし、いざプレイしてみると、その完成度に驚きます。「外壁」という要素のおかげで、アルハンブラ宮殿を建てるのがとても難しい! 建築物をお金で買って手元に配置するのが、外壁のあるタイルが多いため難しいのです。
しかも、ダミーの Dirk 君(よく見るとデザイナーの名前)が簡易的にプレイヤーになるのに、バランスがうまく取られていて無視できない!
高度な要素も含んだファミリーゲームとして良く出来ていると思います。
完成した美しくないアルハンブラ宮殿の図