季刊R・P・GというTRPG雑誌が発売されています。現在創刊2号が発売中です。僕は両方とも買いました。
創刊号の、「創刊にあたり」という記事に次のように書かれています。
TRPGというゲームをより深みのある遊びにするために、直接的なシステムのサポートをするだけでなく、無限の広がりをゲーム自体に与えるため、ゲームシステムとは直接関わりを持たない「周辺領域情報」の提供に心がけることにしたのです。これこそが本当のサポートであると我々は考えております。
映画や小説などを山ほど観たり読んだりして、想像力豊かな人には不要だった情報かもしれないけれど、僕はこういう情報がほしかったのです。すばらしい。
実際、この創刊号の怪奇RPG特集では、他のRPGでも応用が利くマスタリング手法が書かれたりしていました。いい記事だと思います。
ただ、第二号では、すでに方向転換してしまったようです。ページを割いている記事は、「特集 d20とD&D」です。他のゲームのサポート記事と合わせると、186ページ中80ページが特定のゲームシステムのサポートです。これは残念です。
次号予告によれば、次号の特集は「SF-TRPG 特集」。「SFに分類するTRPGのマスタリングテクニックやゲームの紹介をお届けする特集号」とあります。創刊号のような、「周辺領域情報」を期待します。
[rakuten:a-game:1386336:detail]