お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

ルーンバウンド/Runebound Midnight(ミッドナイト)で遊んで来た

先日書いた、アメリカ製ボードゲームルーンバウンドRunebound の拡張セット、Midnight(ミッドナイト)で遊んで来た。この拡張セット、翻訳はされておらず、英語版を使用した。学校で習った英語で済むのはドイツゲームよりも優れたところ。
Midnight は、まるで指輪物語ロード・オブ・ザ・リング)で闇の勢力が勝利したかの様な設定の世界を舞台にしている。闇の勢力を操る「闇の王プレイヤー」一人対英雄を操るプレイヤーチームの対決となる(TRPG風だ。TRPGは対決する訳ではないけれど)。英雄は言わば反乱者達だ。闇に包まれた世界は、貨幣経済が無くなっていたり、街に入るときに高価な品を持っていると目立って警備の兵に見つかって街に入れなかったりするのが面白い(設定は想像を含みます)。闇の王プレイヤーは巡視隊を出して英雄側プレイヤーを襲ってくるところは黒の乗り手(ナズグル)達に追われているようだ。
今回僕は魔法戦士イェーズを使用。今回のプレイヤー達の間では最強ではないかと言っている基本セットに入っている英雄キャラクターだ。「潜伏+2」のスキルも持っていて街に入りやすく、Midnight でも有利なスキルを持っていると言えそうだ。能力値が高いところも複数回攻撃ができる追加ルールとの相性がいい。
闇の王プレイヤーは炎を吹くドラゴン、Zardrix を使用、平原や森は炎に包まれて、移動するだけでダメージを受ける様になった。移動してダメージを受けた後に戦闘をして弱ったところを巡視隊に襲われて気絶する事がよくあった。
大変面白いのだけれど、時間がかかるのが難点。今回は5人で5時間プレイして、終わらせる事ができなかった。もしかしたら Zardrix のダメージのせいで、しょっちゅう回復するためのターンを多くとるはめになったせいかもしれないけれど。英雄が気絶しても失うものが少ない事を考慮すると、もっと積極的にモンスターに攻撃しても良かったかもしれない。