お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

パンデミック:レガシー シーズン2/Pandemic Legacy: Season 2 (プロローグまで、ネタバレなし)




昨年世界で高評価を得た《パンデミック:レガシー》の続編。ネタバレにならないよう開封コンポーネントからわかること、ルールからわかる事、「プロローグ」までプレイしての内容とします。
前作では病気で滅びに向かう人類を救うべくゲーム内時間で12ヶ月の長丁場を戦いました。そのゲーム回数は12回を超えます。TRPGでいうキャンペーンです。ストーリーが繋がっていて、ゲームの進展があるたびに秘密の箱の蓋を開けて追加のコンポーネントを取り出したり、ルールの追加が発生したりします。カードには銀はがし(スクラッチ)があったりと、基本的に繰り返して遊ぶことはできません。ボードゲームなのに! しかし、だからこそ作ることができたと思われる斬新な仕組みがありました。これが斬新なだけでなくとても面白かった! ストーリーも面白かった!
だから、続編である今回の《パンデミック:レガシー シーズン2》に大期待なのです。
70数年前世界は滅亡した。わずかに生き延びた人類は的ストーリが熱い! 確かにキャラクターイラストは打って変わって北斗の拳かマッドマックスかという雰囲気に。
ゲーム盤を見ると、いかにも隙間がたくさんあります。これから探索を進めるのでしょうか。よく見ると印刷されている部分は大西洋と地中海です。プレイヤー達が操るキャラクター達はヘイブン(隔離地)の住人です。人類は疫病から隔離した都市を海上に作り、そこから旧来の都市に補給を行なっていたのでした。しかし、ヘイブンから各地への連絡が取れなくなることが発生し始めます。そこでヘイブンは精鋭をその外へ送り出すことにしたのでした。それが我々、今回のキャラクター達です。
なんと、今回シーズン2ではそのキャラクターやヘイブン(3ヶ所)の名前をつけるところから始まります。ボールペンでは書き込むことができません。マッキーなどの細めの油性サインペンが必須です。我々のヘイブンは「横浜」「川崎」「小杉」となりました。僕が作ったキャラクターは、川崎出身のノクチです。
今作も前作に引き続き、12ヶ月システムのようです。ただし、その前に「プロローグ」があります。ルール学習的位置付けと解釈しています。「今回はマップも狭いし楽勝だぜ」と踏んでいましたが、なかなか厳しい。ルールだけでなく戦略や難易度感も学習する事となりました。
この先が楽しみです。

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