お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

家具としての情報機器

先日、中古の家具屋を覗いてみると、電話台を沢山置いていた。
上品な家具風のデザインで造りも良さそうだけど、ファックスを置けない大きさのもの、電話帳を置くゆったりとした高さの棚があるもの、各家庭で書き込む電話番号簿を置ける低い棚がある台などいろいろな電話台があった。家庭の固定電話が小型化したり、ファックスを置く家が増えたり、携帯電話の普及で(携帯は電話帳内蔵だ)中古屋に売られたのだろうか。
ところで、僕の家は電話やインターネット接続を数ヶ月前に光ファイバーにしたのだけど、終端装置や何やらで高さ15cm位の塔が2つ立つ事になって驚いた。しかも、これが光るのである。電話を受けるには一日中電源を入れっぱなしにしなければいけない。さらに、我が家の場合は自分で購入した無線LANルーターがあるので3つになる。ちなみにこちらはインターネットに接続する時しか電源を入れていない。
これらの置き場所はかなりやっかいだ。我が家では各塔をつなぐ配線とそれぞれの塔から伸びる電源ケーブルが光る塔の周りを巡り、見るも恐ろしい状態になっている。美しくない。
それもこの家具屋にある電話帳を置く棚に収めれば、割としっくりきそうだ。高級品を投げ売りしている風だったのもあって、ちょっとばかり心惹かれた(買わなかったけど)。
しかし、光回線の終端装置の様に電話機のそばに置いて生活に入り込んでくる機械は、もっと家具などにとけ込むデザインにして欲しいものである。塔の様な機械を2つも横に並べる空間は我が家にはない。そもそも、できる事なら見たくないのだ。黒電話の様に木の家具にとけ込む色使いにするとか、メタルラックに置きやすいとか、上にものを置けるとか、Mac mini の様に縦に積めるとかどうにかならないものか。いやいや、これはもしかして新しい家具を売るビジネスチャンスを NTT が提供してくれているのか。