お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

横浜市市が尾の森のシンフォニーにてお買い物

神奈川県は横浜市東急田園都市線市が尾駅前の、「木のおもちゃ 森のシンフォニー」に久しぶりに行ってきました。

外に向けたウィンドウに、ギガミックのボードゲームが並んでいます。木のおもちゃとなじんでいて、ギガミックのゲームのコンポーネントの洗練されたデザインを感じます。店内は以前と同じ様に、上品にボードゲームや木のおもちゃが並んでいます。
20年前から HABA のゲームなどを扱っているご店主と色々お話しさせてもらったり、ドイツ語のゲームやパズルのカタログを見せてもらったり、ゲームを試しに遊ばせてもらったりして(すごい事ですよね)、楽しい時間でした。
買い物は、まずは再版された、「HOL'S DER GEIER/はげたかの餌食」。

Ravensburger ハゲタカのえじき

Ravensburger ハゲタカのえじき

  • メディア: おもちゃ&ホビー

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そして、もう1つが見慣れないゲーム、「KETCH UP/ケチャップ」正直ルールを読んでもあまり面白そうに感じなかったのですが、物珍しさで購入。ちょっと冒険です。ちなみに買う事に決めた後に遊ばせてもらいました。
帰り道で、iPhone で play:game を見てみると、所有者3人、コメントをつけているのは Table Games in the World のおのさんだけでした。レアとは言えそうです。
このゲーム、輸入元は「株式会社 アドヴァン」という会社でした。サイトによると、ヨーロッパの木のおもちゃを中心に、AMIGO のゲームなども扱っているようです。

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そして、今回遊ばせてもらってあまりの面白さに買ってしまったのがこれ。

「TENAKEE/テネキー」という AMIGO のカードゲームです。しかし、このニムトと同じサイズの箱に、組み立て式のトーテムポールが入っていて驚かされます。
しかし、見た目だけではないのがこのゲーム。自分の山札から、ターンごとに3枚のカードを選び出し、それを他のプレイヤーと順番に1枚ずつプレイしていくのです。そして、トーテムポールを作っていき、先端カードを乗せるとそのプレイヤーが塔を構成するカードを総取りしてカードに書いてある数字の点数が入ります。トーテムポールは同時に3本まで立てることができます。先端カードは限られた枚数しか無い上に、柱を構成するカードに「戦士カード」が乗ると、その上には「女性カード」しか置く事ができません。女性カードは先端カードとほぼ同様に働きますが、通常の柱の上には置くことができません。選ぶ3枚のカードの構成次第では無駄になってしまったり、大した点が取れなかったりするのです。
毎回ちょっとしたデッキを組むようです。ドミニオンを小さくしたようなゲームで、結構衝撃でした。
在庫がテストプレイ用に開封済みのものしかなかったのですが、それを譲ってもらいました。

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さらにその後、溝の口丸井のイエローサブマリンに行きました。そこで見つけた「ZOMBIE GEDDON/ゾンビゲドン」を購入。
このタイトルより伝わる、終末感と退廃感、そしてB級映画の臭い! どれも好みです。しかし、このデンジャーな臭いのするゲーム、デザイナーは緻密なゲームを作る大御所、クニツィア先生です。しかも、完全情報公開型のゲームとの事。もっとも、帰宅後にルールを読むと、核の冬前には核の冬後のチップの配置がわからないので、完全情報公開型と言えるかは微妙ですが。
箱が小さいのもいいですね。これは内容にも期待してしまいます。