読売新聞の記事によると、カラスが光ファイバーをちぎってしょうがないらしい。
太い電線や電話線と異なり、くちばしで引きちぎりやすい。
(中略)
特に、幹線から家庭用回線を分ける分配箱の周辺が狙われやすく、20本の回線のうち14本が切断された例もあった。
いくらインターネット(や同様の仕組みを利用するネットワークが)途中の回線が使用不能でも他の経路を利用する仕組みがあっても、利用している施設の直前で回線が切断されていたら使えないかなぁ。以前の回線よりももろいならばそれは欠点だなぁ。それでも高速な光ファイバーの方がいいけれど。
対策を講じているが、利口なカラスが相手なだけに被害はなかなか減らない
宇都宮大学の杉田昭栄教授(動物形態学)は「最初は巣作りの材料集めだったのが、だんだん遊びの要素も加わったのでは。繁殖期のカラスは神経質になるので、ストレス解消の意味もあるかもしれない」と話している。
対策をしても被害が減っていないのは深刻じゃなかろうか。光ファイバーを利用したコンピュータシステムが社会的に重要な場合の影響を考えるとちょっと不安になる。