お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

アルナックの失われし遺跡:調査隊長 拡張/Lost Ruins of ARNAK: Expedition Leaders

アルナックの失われし遺跡を拡張「Expedition Leaders」入りでプレイしました。4人中3人がアルナック失われし遺跡を初プレイだったため、複雑になりすぎないよう個人ボードは基本セットのものを使用しました。

『アルナックの失われし遺跡』で、プレイヤーは島を探検する考古学者の一段として上陸し、「新たな場所を発見」したり、「発掘」したり、「研究」したり、「カードの購入」したり、「カードをプレイ」したり、「守護者の撃退」をするなどのアクションを実行することで勝利目指します。

これらのアクションを行うとき、例えば「発掘」のためには考古学者コマを場所に送り込む必要があり、カードでコストを支払います。

またカードはコストの支払いだけではなく、「カードをプレイ」することでカード効果を得ることにも使用できます。
ゲーム開始時のカードの内容は各プレイヤー共通ですので、新たなカードを購入して自分のデッキを強化していくことも必要となるでしょう!

『アルナックの失われし遺跡』は、デッキビルドとワーカープレイスメントとリソース管理を組み合わせた、探索と発見に満ちたゲームです。

https://hobbyjapan.games/arnak/

各プレイヤー(のキャラクター)は探検に出てモンスターと戦って宝石等を得たり、研究を進めて勝利点を得ます。基本セットのみでは研究の効率が良すぎて探検に出る意義が少なかったそうですが、今回の拡張セットでバランス調整がなされました。

各自の戦略に沿って達成できる項目が多くて、それぞれに満足感が高く感じます。

緻密に作られた総合的大作ボードゲームと感じます。それはシステムだけでなく、探検に出るワクワク感や自キャラクターが段々と強力になってゆくのが感じられる世界観や演出についてもです。そして、モダンです。繰り返しやり込むんで強さを競い合うことができるボードゲームが欲しいなどという場合にはかなり良いのではないでしょうか。

2022年10月16日追記

本拡張の日本語版発売に伴い、記事のタイトルを「アルナックの失われし遺跡 拡張 Expedition Leaders/Lost Ruins of ARNAK: Expedition Leaders」から「アルナックの失われし遺跡:調査隊長 拡張/Lost Ruins of ARNAK: Expedition Leaders」へ変更しました。また、日本語版発売元のホビージャパン公式ページへのリンクを追記しました。

リンク