お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

ボムスカッド/Bomb Squad

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ムスカッドは、来週のゲームマーケットで登場する同人・インディーズのボードゲーム。OKAZU brand による最新作です。

爆弾処理隊を意味するこのゲームは協力ゲームです。つまり、システムにが用意した課題をこなすことができれば全員が勝利、できないと全員が敗北です。全員で爆弾を解除します。

インストをした人を除いて全員が初プレイにも関わらず、高難易度のシナリオを2つプレイ。今回4人でプレイしました。

ムスカッドは、手札タイルに数字(整数)が印刷されています。最初これをソートした状態でタイル立てで持ちます。左が小さな数字で右が大きな数字です。各自、自身にしか数字が見えないようにします。自身が持つ数字を言ってはいけません。

その状態で、他プレイヤーの手札を当ててゆきます。例えば、「このタイルは『3』ですか」と他プレイヤーのタイルを指定して言います。そのタイルの数字が指定の通りで、指定する人が同数字を持っていればそれらが公開状態となり、勝利に近づきます。誤っていたら敗北に近づき、爆弾を指定してしまったら即時負けです。

上記例でいえば、「3」というと、言った人の手元に「3」があることが明確にわかります。失敗しても勝利には近づいているのです。面白いのが、爆弾や特殊タイルが「3.1」のように小数の数字タイルとして存在することです。それらも最初に混ぜて手札でソートします。爆弾が「10.5」である事はわかっているから「10」の隣はハイリスクだなとか、「11」を全4枚公開状態にしたからあのタイルは確実に爆弾だとか論理的推理が成り立ちます。

論理的思考力を求められますが長時間ゲームではなく、気軽に遊ぶことができるのも楽しいところです。