お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

立川の B2FGames へ初めて行ってみた - 中央線ボードゲームの旅

ドロッセルマイヤーズ移転 リニューアル最初の客になってきた - 中央線ボードゲームの旅」、「もうすぐ2周年のテンデイズゲームズ - 中央線ボードゲームの旅」の続きです。
中央線沿線ボードゲームの旅、中野のドロッセルマイヤーズボードゲームマート、三鷹テンデイズゲームズの次は立川駅で下車。もちろん目的のショップは B2FGames LCC
店長さんの活発な活動とウェブでの積極的な発言で有名なお店ですが、実は行くのは初めてです。
この頃雨がぽつぽつと降り始めたのですが、お店の場所は駅からとても近くほとんど濡れずに済みました。
通りを挟んでお店のあるビルを眺めます。窓やビルの入り口には何の看板もなく本当にここでいいのか不安になります。

これはインターネットで存在を知らないとショップに入る人はいないのではないかと余計な心配をしてしまいます。修学旅行前に、「そういえばあそこにボードゲーム売ってるお店あったよね。何か面白いもんないか見に行ってみようぜ。」という高校生を逃しているというか、普段(B2F で扱っているボードゲームやミニチュアゲームよりもメジャーだけれども近い)トレーディング・カードゲームをしている人間がフラッと入ってしまったという機会を逃していると言うか。でもきっと目指す顧客層が異なるんでしょうね。
さて、恐る恐るビルの階段を登ると2階に B2F の看板が。良かった。ここから店内へもハードル高いのですが、まあ15年ちょっと前に急に増えた都内の Magic the Gathering のショップはどこもこんなでした。
お店に入って連れのくにすらとボードゲームを眺め始めると、店長さんが話しかけてくださいました。始めは普段ボードゲームはしなさそうな客として接客されたのですが、僕らが二人ともボードゲーム好きとわかるとディープな話に。結局5時間近く吉田店長と濃くて楽しい、そして決してよそではできないお話ができました。内容はなかなかブログには書きにくいのですが、B2FGames 吉田店長のブログの「B2FGames LLC - 盤上に材料はある、ただ手番が限られている。」に登場する新しい人とは私たちです、きっと。
ただ、ここで挙がった話でこれからも強調し続けたいのは、クイーン・ゲームズの「マンモス」はドイツゲーム的なものへの回帰であり、もう素晴らしく良くできたゲームであるという事です。これまでもそう考えていたのですが、あの吉田店長もそう考えているとのことで、自信を持って書きます。マンモスはいいです。「もっとホイップを」というゲームがありますが、あのケーキを31ピースにして他人が選んだケーキを「いいね、その選び方」と言ってごっそり持って行く事ができるぶっ飛んだゲームです。多分コロレットが好きな人にハマるゲームです。正規代理店であるメビウスゲームズが輸入をやめている節もあるので、メビウスゲームズに電話してでも購入すべきかと。持っている人は中の布袋の柄がものによって全然違う事がわかっているので、写真をウェブにアップすると喜ぶ人がいると思います。(いわゆる「俺得ですが」)
ここでは吉田店長のおかげで、常連さんと重要な出会いがあった事も書いておきます。
ここではインディゴ(吉田店長超プッシュ)、ブクブク、ヤギ戦争を購入。

吉田店長の日本ボードゲーム界への熱い心を感じたこのショップで、今回の中央線ボードゲームの旅は終了です。

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