少々前の事ですが、東京は初台の美術館、東京オペラシティアートギャラリーで「土から生まれるもの」を観てきました。
僕はオペラシティアートギャラリーには1年位前に初めて行ったのですが、大変気に入っています。この1年で今回の他に2回行きました。同じビルにはメディアアートの ICC があり、中庭やホールにもアートがあふれています。
さて、「土から生まれるもの」ですが、今回は展示よりあまり影響を受けませんでした。
土器が割れた様な作品は、なんだかもろさは感じました。同時に土から水を貯える事ができる優れた機能を持った道具を作る事ができる事を感じさせました。
野又穫・「都市の肖像-バベル2005」は面白かったです。バベルの塔を上まで築いた様な高層建築の外側に、建物の内側に向けた看板が多数付いています。その外側の荒野にも人がいるにもかかわらずです。先進国の傲慢を観るようです。
西野陽一・「生命の樹」は瑞々しい生命の力が伝わってくるようです。ペットなのど本物の生き物に必ずあるにおいは感じませんでしたがさわやかです。
若手作家の展示として多くの作品のあった富倉崇嗣の絵は気に入りました。アクリル絵の具の明るい色使いが好きなのかもしれません。パンフレットによると僕の1つ年下。だんだんと、「若手」が年下になってきました。
- 東京オペラシティアートギャラリー http://www.operacity.jp/ag/
- 東京オペラシティアートギャラリー 土から生まれるもの http://www.operacity.jp/ag/exh80/
- project N 28 冨倉崇嗣 TOMIKURA Takashi http://www.operacity.jp/ag/exh81.php