お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

どうぶつしょうぎcafe いっぷく に行ってきた


どうぶつ将棋cafe いっぷく(深川いっぷく)に行ってきました。東京は深川・清澄白河にできたお店です。先日、ふじたまいこさんが三代目マネージャーになられました。それでボードゲームができるカフェになったということでしたので行ってきました。

2006年、深川資料館通り商店街が地域活性化の拠点として「深川いっぷく」を立ち上げました。…
初代マネージャー白濱万亀(Qrr ART キュルルアート)は、江戸文化(深川江戸資料館)と現代アート東京都現代美術館)が出会う場所として、ギャラリーと多目的文化活動を展開。…
2016年、三代目マネージャー藤田麻衣子(ピエコデザイン)が「どうぶつしょうぎカフェいっぷく」として、こどもからおとなまで、見て遊んで楽しめる、ボードゲームカフェをスタートします。

マネージャーふじたまいこ と どうぶつしょうぎ

現在は将棋講師、デザイナー・観戦記者の3足のわらじを履きながら、江東区・深川を中心に、全国各地の児童館・子育てイベント・おもちゃ祭りなどでどうぶつしょうぎの普及活動をしています。

http://fukagawa-ippuku.com/about.html


清澄白河駅を降りて商店街へ入ります。この装飾に象徴されるように下町です。僕には、深川と聞くと下町の象徴的な印象があります。



木を基調としたとても綺麗なお店! どうぶつしょうぎのイラストかわいい!どうぶつしょうぎモビールもかわいい!
実は壁に「いちばんはじめのどうぶつ駒のデザインデータ」が貼ってあり、これがまた面白い。どうぶつしょうぎの製品版と比較すると、製品版の完成度が改めてわかるようであり、最初のものも別の魅力があるようであり。ボツになってしまったある生き物がとてもかわいかったです。

遊ぶことができるゲームの棚(上写真)。囲碁将棋はここの主役ですが、現代的なドイツゲームもあります。アレックス・ランドルフによるデザインのゲームとアブストラクトゲームが目立つ気がします。どれも遊んでみたいですね。見たことのないランドルフのゲームは特にまた行って是非遊びたいですね。
棚にびっしりとボードゲームが詰まっているのではなく、見る人にパッケージイラストを向けて並んでいるのが魅力ですね。ボードゲームの箱がたくさん詰め込んだマニア向けの店も好きですが、こういうゲームを普段しない人に向けたお洒落たスタイルがうまくいってほしいものです。

売り物の棚(上写真)。ドイツでなら売っていそうな駒類が個別に売っているのは他では見ませんね。どうぶつしょうぎやその仲間たちも。上にあるどうぶつしょうぎはイラストも一点ものです。


カフェですから飲み物を注文します。先にお会計をして品物を受け取ります。
コースターがどうぶつしょうぎのらいおんさんだ!実はこれ他のどうぶつもいるのでした。その姿はお店の行ってのお楽しみ。
シロップの入れ物も見たことがない。色々なところにこだわりを感じます。
お店ではたまたま居合わせた5歳の少年と将棋を指したのでした。3局ほど。将棋は中学生の時が最後でヒヤヒヤしましたが、全て勝ちました。しかし、僕なんぞは5歳にして将棋の駒の漢字を読むことができるだけで驚きです。
この知らない客同士で遊ぶことができる雰囲気がまたいいですね。開店20日にして素晴らしいものを獲得しているお店だと思いました。
テーブルの大きさは、2人用ゲームには快適。大きなボードゲームを広げるにはちょっと狭そう。ここにあるゲームで遊ぶのが作法でしょう。
夕方からパズル教室が始まるということで撤退しました。そうそう、イベントがある時間帯はカフェを営業していないので、公式サイトでよく確認してから行くといいと思います。