東京都港区の泉屋博古館東京へ行ってきました。「ライトアップ木島櫻谷」展覧会が目的です。
実は随分前に近くで短期間働いていたことがあります。少し歩くのですが、麻布十番駅からその辺りを眺めながら歩きました。最近建った超高層建築の麻布台ヒルズは当然当時はありません。以前とは異なる景色を眺めながら狸穴坂を登ります。隣はアメリカンクラブやロシア大使館です。警察による警備がかなりのものでした。この辺りは大使館が多くあります。小渕総理が倒れたという外務省の施設もあります。
麻布台ヒルズは、てっきり飯倉の大きな郵便局の敷地に建ったのだと思っていたのですが、それだけではない広大な敷地を有していました。品よく高級。微妙に僕の心には響かない。ちなみに、報道によれば、ここの新しい住宅(マンション)は20億円から300億円だそうです。ビルが建ちそうな金額で驚きます。
連休(ゴールデンウィーク)ということもあるのか、お客さんで混み合っていました。
肝心の泉屋博古館東京は、その存在をつい最近知りました。住友系の私立の美術館です。美術館としては大きなところではありませんが、新しくて美しい建物での展示でした。江戸時代から明治、大正、昭和初期までの日本画の展覧会です。日本画だが油絵の手法が用いられているという解説などは面白いですね。美術品の修復にも力を入れている事を伝える展示も興味を惹かれるものでした。昨日の伊藤潤二展とは全然客層が異なりました。
神谷町駅まで歩いて(麻布台ヒルズが駅まで繋がっている! 広い!)遅い昼食をいただきます。たまたま見つけた「焼鶏・番番」という居酒屋風のお店のランチにしました。1000円程度で美味しい定食をいただきました。
リンク
- 泉屋博古館東京 <六本木> | SEN-OKU HAKUKOKAN MUSEUM TOKYO https://sen-oku.or.jp/tokyo/
- 企画展 ライトアップ木島櫻谷 ― 四季連作大屏風と沁みる「生写し」 | 展覧会 | 泉屋博古館東京 <六本木> https://sen-oku.or.jp/program/20240316_spotlightonokoku/